事業概要
1. 事業内容
サイエンスアーツは2003年設立で、机に向かわないデスクレスワーカー向けのライブコミュニケーションプラットフォーム「Buddycom」を開発・提供する。スマートフォンやタブレットにアプリを入れ、IDとパスワードでログインすれば音声・画像・動画・位置情報をやり取りでき、専用機器や免許を必要としない。利用ライセンスはサブスクリプション課金で、セールスパートナーを通じてエンドユーザーへ販売する。鉄道・航空・小売・介護・工場など幅広い業種の大企業に導入され、2021年5月末で370社の利用実績を持つ。
2. 事業の特徴・強み
(1) 大規模運用を想定した内製開発 音声圧縮に独自プロトコルを用い、100%正社員エンジニアによる内製でミッションクリティカルな現場の大規模運用に対応する。 (2) サブスク型の安定収益 ID数に応じた定額課金のSaaS形式で、月次・年次契約により継続的で安定した収益を積み上げやすいビジネスモデルを備える。 (3) 業種を問わないホリゾンタル性 特定業界に依存せず、鉄道から介護まで幅広い現場の課題を解決する水平展開型サービスとして導入余地が広い。
3. 業績推移と成長要因
売上高は2017年8月期の1.03億円から2018年8月期1.44億円、2019年8月期1.79億円、2020年8月期2.23億円へと着実に増加し、おおむね年2割前後の成長を続けている。一方で機能開発や営業人員、広告宣伝への先行投資が先行し、各期とも営業損益は赤字で、2020年8月期の純損失は0.92億円となった。DX進展やアナログ無線・PHS終了に伴う代替需要を背景に利用企業数の拡大余地は大きく、ブランディングや販売代理店の戦略的活用で成長加速を目指す方針である。
4. リスクと投資家視点の注視ポイント
国内ソフトウェア市場の拡大で同様のビジネスモデルを掲げる競合の参入が増える可能性があり、優位性が損なわれる懸念がある。技術革新のスピードが速く、想定を超える環境変化への対応が課題となる。事業がBuddycomに集中し、受注の大部分を販売代理店に委託する構造で、特にソフトバンクへの依存度が高い。創業者が議決権の63.8%を握る株式集中や、営業赤字の継続も留意したい。
らぼ評価(5軸の根拠)
申込スケジュール
業績・財務ハイライト
| 決算期 | 2016-08 | 2017-08 | 2018-08 | 2019-08 | 2020-08 |
|---|---|---|---|---|---|
| 売上高(百万円) | 90 | 103 | 144 | 179 | 223 |
| 営業利益(百万円) | — | — | — | -93 | -93 |
| 純利益(百万円) | 3 | -25 | -35 | -96 | -92 |
公募価格・初値の推移
幹事団・配分シェア
株主構成
資金使途(IPOで調達する資金の使い道)
ピア比較
過去類似IPO
セクター別の最近のIPOパフォーマンス
会社プロフィール
| 代表者 | 代表取締役社長 平岡 秀一 |
|---|---|
| 本社所在地 | 東京都新宿区神楽坂四丁目1番地1オザワビル7階 |
| 従業員数 | 22名 |
| 設立 | 2003年9月 |
| 決算月 | 8月期 |
サイエンスアーツ
事業概要
サイエンスアーツは2003年設立で、机に向かわないデスクレスワーカー向けのライブコミュニケーションプラットフォーム「Buddycom」を開発・提供する。スマートフォンやタブレットにアプリを入れ、IDとパスワードでログインすれば音声・画像・動画・位置情報をやり取りでき、専用機器や免許を必要としない。利用ライセンスはサブスクリプション課金で、セールスパートナーを通じてエンドユーザーへ販売する。鉄道・航空・小売・介護・工場など幅広い業種の大企業に導入され、2021年5月末で370社の利用実績を持つ。
(1) 大規模運用を想定した内製開発 音声圧縮に独自プロトコルを用い、100%正社員エンジニアによる内製でミッションクリティカルな現場の大規模運用に対応する。 (2) サブスク型の安定収益 ID数に応じた定額課金のSaaS形式で、月次・年次契約により継続的で安定した収益を積み上げやすいビジネスモデルを備える。 (3) 業種を問わないホリゾンタル性 特定業界に依存せず、鉄道から介護まで幅広い現場の課題を解決する水平展開型サービスとして導入余地が広い。
売上高は2017年8月期の1.03億円から2018年8月期1.44億円、2019年8月期1.79億円、2020年8月期2.23億円へと着実に増加し、おおむね年2割前後の成長を続けている。一方で機能開発や営業人員、広告宣伝への先行投資が先行し、各期とも営業損益は赤字で、2020年8月期の純損失は0.92億円となった。DX進展やアナログ無線・PHS終了に伴う代替需要を背景に利用企業数の拡大余地は大きく、ブランディングや販売代理店の戦略的活用で成長加速を目指す方針である。
国内ソフトウェア市場の拡大で同様のビジネスモデルを掲げる競合の参入が増える可能性があり、優位性が損なわれる懸念がある。技術革新のスピードが速く、想定を超える環境変化への対応が課題となる。事業がBuddycomに集中し、受注の大部分を販売代理店に委託する構造で、特にソフトバンクへの依存度が高い。創業者が議決権の63.8%を握る株式集中や、営業赤字の継続も留意したい。
らぼ評価(5軸の根拠)
申込スケジュール
業績・財務ハイライト
(過去4期)
(改善)
公募価格・初値の推移
幹事団・配分シェア
株主構成
資金使途
ピア比較
過去類似IPO
セクター別IPOパフォーマンス
会社プロフィール
| 代表者 | 代表取締役社長 平岡 秀一 |
|---|---|
| 本社所在地 | 東京都新宿区神楽坂四丁目1番地1オザワビル7階 |
| 従業員数 | 22名 |
| 設立 | 2003年9月 |
| 決算月 | 8月期 |