事業概要
1. 事業内容
フレクトは2005年8月設立で、コーポレートビジョン「あるべき未来をクラウドでカタチにする」を掲げるマルチクラウド・インテグレーターである。Salesforceを中心にAWSやHerokuなど複数のパブリッククラウドを適材適所に組み合わせ、企業のDXを支援する。中核はサービス企画からデザイン、マルチクラウド開発、運用までをワンストップで担うクラウドインテグレーションサービスで、大手企業を中心とした顧客基盤を築いてきた。加えてSaaS型で車両業務を見える化するCariotサービスを新規事業として展開し、モビリティ業務の最適化を支援している。
2. 事業の特徴・強み
(1) DX市場でのユニークな立ち位置 企画からデザイン、マルチクラウド開発、運用までをワンストップで提供する体制を備え、攻めのDX支援に必要な組織能力を持つ点が競争優位につながっている。 (2) 収益性の高い大手顧客基盤 クラウドインテグレーションの顧客は積極的にDXを進める大手企業が中心で、2021年3月期の大手企業売上構成比は82%と優良で、高い要求に応えるサービス品質を備える。 (3) Salesforce関連での評価実績 国内で複数のSalesforce表彰を受けるなど、先端技術を活用した開発実績が外部からも評価されている。
3. 業績推移と成長要因
売上高は2018年3月期12.33億円から2019年3月期18.72億円、2020年3月期28.83億円へと拡大したが、2021年3月期は新型コロナの影響で25.60億円へ減収した。利益面では2020年3月期に営業利益1.07億円・純利益0.67億円と黒字化したものの、2021年3月期は営業損失1.84億円・純損失1.95億円へ転落している。成長の源泉はDX/クラウド市場の拡大と大手顧客からの継続受注で、売上総利益率は40%超を維持している点が今後の収益回復の鍵となる。
4. リスクと投資家視点の注視ポイント
事業は企業向けが中心で、景気後退で顧客のIT投資が減少した場合は受注に影響する可能性がある。中核技術であるSalesforceを提供するセールスフォース・ドットコムは関連当事者であり、同社の経営戦略変更や契約解除があれば業績に影響しうる点に留意したい。加えてエンジニアの採用・育成や外注先の確保が計画通り進まない場合、サービス提供や受注活動が滞る懸念がある。クラウド市場の成長鈍化や競合激化も収益を圧迫する要因となりうる。
らぼ評価(5軸の根拠)
申込スケジュール
業績・財務ハイライト
| 決算期 | 2017-03 | 2018-03 | 2019-03 | 2020-03 | 2021-03 |
|---|---|---|---|---|---|
| 売上高(百万円) | 1,443 | 1,233 | 1,872 | 2,883 | 2,560 |
| 営業利益(百万円) | — | — | — | 107 | -184 |
| 純利益(百万円) | -53 | -156 | -133 | 67 | -195 |
公募価格・初値の推移
幹事団・配分シェア
株主構成
資金使途(IPOで調達する資金の使い道)
ピア比較
過去類似IPO
セクター別の最近のIPOパフォーマンス
会社プロフィール
| 代表者 | 代表取締役CEO 黒川 幸治 |
|---|---|
| 本社所在地 | 東京都千代田区内幸町一丁目1番6号 |
| 従業員数 | 160名 |
| 設立 | 2005年8月 |
| 決算月 | 3月期 |
フレクト
事業概要
フレクトは2005年8月設立で、コーポレートビジョン「あるべき未来をクラウドでカタチにする」を掲げるマルチクラウド・インテグレーターである。Salesforceを中心にAWSやHerokuなど複数のパブリッククラウドを適材適所に組み合わせ、企業のDXを支援する。中核はサービス企画からデザイン、マルチクラウド開発、運用までをワンストップで担うクラウドインテグレーションサービスで、大手企業を中心とした顧客基盤を築いてきた。加えてSaaS型で車両業務を見える化するCariotサービスを新規事業として展開し、モビリティ業務の最適化を支援している。
(1) DX市場でのユニークな立ち位置 企画からデザイン、マルチクラウド開発、運用までをワンストップで提供する体制を備え、攻めのDX支援に必要な組織能力を持つ点が競争優位につながっている。 (2) 収益性の高い大手顧客基盤 クラウドインテグレーションの顧客は積極的にDXを進める大手企業が中心で、2021年3月期の大手企業売上構成比は82%と優良で、高い要求に応えるサービス品質を備える。 (3) Salesforce関連での評価実績 国内で複数のSalesforce表彰を受けるなど、先端技術を活用した開発実績が外部からも評価されている。
売上高は2018年3月期12.33億円から2019年3月期18.72億円、2020年3月期28.83億円へと拡大したが、2021年3月期は新型コロナの影響で25.60億円へ減収した。利益面では2020年3月期に営業利益1.07億円・純利益0.67億円と黒字化したものの、2021年3月期は営業損失1.84億円・純損失1.95億円へ転落している。成長の源泉はDX/クラウド市場の拡大と大手顧客からの継続受注で、売上総利益率は40%超を維持している点が今後の収益回復の鍵となる。
事業は企業向けが中心で、景気後退で顧客のIT投資が減少した場合は受注に影響する可能性がある。中核技術であるSalesforceを提供するセールスフォース・ドットコムは関連当事者であり、同社の経営戦略変更や契約解除があれば業績に影響しうる点に留意したい。加えてエンジニアの採用・育成や外注先の確保が計画通り進まない場合、サービス提供や受注活動が滞る懸念がある。クラウド市場の成長鈍化や競合激化も収益を圧迫する要因となりうる。
らぼ評価(5軸の根拠)
申込スケジュール
業績・財務ハイライト
(過去4期)
(改善)
公募価格・初値の推移
幹事団・配分シェア
株主構成
資金使途
ピア比較
過去類似IPO
セクター別IPOパフォーマンス
会社プロフィール
| 代表者 | 代表取締役CEO 黒川 幸治 |
|---|---|
| 本社所在地 | 東京都千代田区内幸町一丁目1番6号 |
| 従業員数 | 160名 |
| 設立 | 2005年8月 |
| 決算月 | 3月期 |