フツパー
事業概要
1. 事業内容
フツパーは2020年4月設立で、「最新テクノロジーを確かな労働力に」を掲げ、人手不足が深刻な製造業向けにAI・IoTサービスを展開する。主力は外観検査自動化AI「メキキバイト」で、照明やカメラの光学設計から検査対象に応じたAIモデル構築、不良品の排除機構連携、導入後の運用管理までを一気通貫で提供する。判定は現場のエッジAIで行い、クラウド「Hutzper Insight」で顧客自身が精度向上や品質管理を行える。ハード販売に加えライセンスを月額で提供し、ビッグデータ分析の「カスタムHutzperAI」も手掛ける。2024年12月期の導入実績は72社であった。
2. 事業の特徴・強み
(1) 製造業への豊富な知見 創業時から製造業に特化し、多様な製造ラインや検査対象に応じた高度な光学設計の技術を蓄積している点が強みである。 (2) 一気通貫の実装力 ハード選定・設置からAIモデル構築まで本番環境のデータで一括対応し、低コストかつ迅速な現場実装を実現している。 (3) エッジとクラウドの両立 不良画像のみをクラウドへ送る特許技術で再学習を支援し、解約率0.76%という低さに表れる継続性を備える。
3. 業績推移と成長要因
売上高は2022年12月期112百万円、2023年12月期310百万円、2024年12月期603百万円と急拡大し、2024年12月期は前期比約94%増となった。一方で営業利益は2023年12月期113百万円の赤字から2024年12月期69百万円の赤字へと損失は縮小傾向にあるが、なお黒字化には至っていない。成長要因は「メキキバイト」の複数ライン展開や同一顧客への複数サービス導入による顧客単価の最大化であり、製造DX市場の拡大も追い風となる。今後は海外展開や他業界への応用も視野に入れる。
4. リスクと投資家視点の注視ポイント
AI関連市場は技術革新や競合参入のスピードが速く、優秀な人材の確保・育成が事業展開の前提となる点に留意したい。営業赤字が続いており、新サービスや海外展開に伴う追加投資で利益率が低下する可能性もある。財務面では創業以来無配で、役職員向け新株予約権による潜在株式は発行済株式の12.2%にあたり希薄化要因となる。またVCが組成した投資事業組合の所有割合は38.2%に達し、上場後の売却が短期的な需給バランスに影響を及ぼす可能性がある。
らぼ評価(5軸の根拠)
申込スケジュール
業績・財務ハイライト
| 決算期 | 2021-03 | 2022-03 | 2022-12 | 2023-12 | 2024-12 |
|---|---|---|---|---|---|
| 売上高(百万円) | 36 | 81 | 112 | 310 | 603 |
| 営業利益(百万円) | — | — | — | -113 | -69 |
| 純利益(百万円) | — | -18 | -51 | -135 | -23 |
公募価格・初値の推移
幹事団・配分シェア
株主構成
資金使途(IPOで調達する資金の使い道)
ピア比較
過去類似IPO
セクター別の最近のIPOパフォーマンス
会社プロフィール
| 代表者 | 代表取締役社長 大西 洋 |
|---|---|
| 本社所在地 | 大阪市淀川区西中島一丁目11番16号新大阪CSPビル北館4階 |
| 従業員数 | 67名 |
| 設立 | 2020年4月 |
| 決算月 | 12月期 |
フツパー
事業概要
フツパーは2020年4月設立で、「最新テクノロジーを確かな労働力に」を掲げ、人手不足が深刻な製造業向けにAI・IoTサービスを展開する。主力は外観検査自動化AI「メキキバイト」で、照明やカメラの光学設計から検査対象に応じたAIモデル構築、不良品の排除機構連携、導入後の運用管理までを一気通貫で提供する。判定は現場のエッジAIで行い、クラウド「Hutzper Insight」で顧客自身が精度向上や品質管理を行える。ハード販売に加えライセンスを月額で提供し、ビッグデータ分析の「カスタムHutzperAI」も手掛ける。2024年12月期の導入実績は72社であった。
(1) 製造業への豊富な知見 創業時から製造業に特化し、多様な製造ラインや検査対象に応じた高度な光学設計の技術を蓄積している点が強みである。 (2) 一気通貫の実装力 ハード選定・設置からAIモデル構築まで本番環境のデータで一括対応し、低コストかつ迅速な現場実装を実現している。 (3) エッジとクラウドの両立 不良画像のみをクラウドへ送る特許技術で再学習を支援し、解約率0.76%という低さに表れる継続性を備える。
売上高は2022年12月期112百万円、2023年12月期310百万円、2024年12月期603百万円と急拡大し、2024年12月期は前期比約94%増となった。一方で営業利益は2023年12月期113百万円の赤字から2024年12月期69百万円の赤字へと損失は縮小傾向にあるが、なお黒字化には至っていない。成長要因は「メキキバイト」の複数ライン展開や同一顧客への複数サービス導入による顧客単価の最大化であり、製造DX市場の拡大も追い風となる。今後は海外展開や他業界への応用も視野に入れる。
AI関連市場は技術革新や競合参入のスピードが速く、優秀な人材の確保・育成が事業展開の前提となる点に留意したい。営業赤字が続いており、新サービスや海外展開に伴う追加投資で利益率が低下する可能性もある。財務面では創業以来無配で、役職員向け新株予約権による潜在株式は発行済株式の12.2%にあたり希薄化要因となる。またVCが組成した投資事業組合の所有割合は38.2%に達し、上場後の売却が短期的な需給バランスに影響を及ぼす可能性がある。
らぼ評価(5軸の根拠)
申込スケジュール
業績・財務ハイライト
(過去4期)
(改善)
公募価格・初値の推移
幹事団・配分シェア
株主構成
資金使途
ピア比較
過去類似IPO
セクター別IPOパフォーマンス
会社プロフィール
| 代表者 | 代表取締役社長 大西 洋 |
|---|---|
| 本社所在地 | 大阪市淀川区西中島一丁目11番16号新大阪CSPビル北館4階 |
| 従業員数 | 67名 |
| 設立 | 2020年4月 |
| 決算月 | 12月期 |