ティムス
事業概要
1. 事業内容
ティムスは2005年2月に設立された創薬型バイオベンチャーで、アカデミア発の医薬品候補物質を導入し、グローバル市場への展開を目指している。中核技術は可溶性エポキシドハイドロラーゼ阻害による抗炎症作用で、黒カビ由来のSMTP化合物群を基盤とする。リードパイプラインTMS-007は急性期脳梗塞を対象に前期第2相試験を完了し、バイオジェン社へ導出済み。後続のTMS-008は炎症性疾患を対象に非臨床段階にあり、自社開発と提携の両輪で収益化を狙う事業形態である。
2. 事業の特徴・強み
(1) 独自の作用機序 抗炎症と血栓溶解を併せ持つSMTP化合物群は新規性が高く、大手が手掛けにくい独自領域を開拓している点が強みとなる。 (2) 大手提携の実績 TMS-007をバイオジェン社へ導出した実績があり、日本のバイオベンチャーでは数少ない海外大手との提携ノウハウを蓄積している。 (3) 大型アンメット領域 年間約763万人が発症する脳梗塞という巨大な未充足ニーズを標的にしており、成功時の市場規模が大きい点も評価できる。
3. 業績推移と成長要因
業績は研究開発先行で変動が大きい。2020年2月期は純損失約7.3億円、2021年2月期も純損失約7.2億円と赤字が続いたが、2022年2月期はバイオジェン社への導出に伴う一過性収益で営業利益約11.4億円、純利益約10.8億円へ転じた。これは恒常的な売上拡大ではなく、今後の成長はTMS-008の臨床移行や新規パイプライン導入、提携先からのマイルストーン・ロイヤリティ収入の実現に依存する構図となっている。
4. リスクと投資家視点の注視ポイント
創薬段階特有のリスクが大きい。新薬開発は長期かつ多額の費用を要し、臨床試験や当局承認が予定どおり進む保証はなく、開発の延長や中止の可能性がある。リードパイプラインTMS-007は提携先バイオジェン社の意思決定に開発が委ねられ、競合の先行や副作用発現も収益機会を損ないうる。収益はマイルストーンやロイヤリティに左右され変動が大きく、追加の資金調達による希薄化や継続的な赤字も投資判断上の留意点となる。
らぼ評価(5軸の根拠)
申込スケジュール
業績・財務ハイライト
| 決算期 | 2018-02 | 2019-02 | 2020-02 | 2021-02 | 2022-02 |
|---|---|---|---|---|---|
| 営業利益(百万円) | — | — | — | -721 | 1,136 |
| 純利益(百万円) | -143 | 82 | -733 | -723 | 1,077 |
公募価格・初値の推移
幹事団・配分シェア
株主構成
資金使途(IPOで調達する資金の使い道)
ピア比較
過去類似IPO
セクター別の最近のIPOパフォーマンス
会社プロフィール
| 代表者 | 代表取締役社長 若林 拓朗 |
|---|---|
| 本社所在地 | 東京都府中市府中町一丁目9番地 |
| 従業員数 | 13名 |
| 設立 | 2005年2月 |
| 決算月 | 2月期 |
ティムス
事業概要
ティムスは2005年2月に設立された創薬型バイオベンチャーで、アカデミア発の医薬品候補物質を導入し、グローバル市場への展開を目指している。中核技術は可溶性エポキシドハイドロラーゼ阻害による抗炎症作用で、黒カビ由来のSMTP化合物群を基盤とする。リードパイプラインTMS-007は急性期脳梗塞を対象に前期第2相試験を完了し、バイオジェン社へ導出済み。後続のTMS-008は炎症性疾患を対象に非臨床段階にあり、自社開発と提携の両輪で収益化を狙う事業形態である。
(1) 独自の作用機序 抗炎症と血栓溶解を併せ持つSMTP化合物群は新規性が高く、大手が手掛けにくい独自領域を開拓している点が強みとなる。 (2) 大手提携の実績 TMS-007をバイオジェン社へ導出した実績があり、日本のバイオベンチャーでは数少ない海外大手との提携ノウハウを蓄積している。 (3) 大型アンメット領域 年間約763万人が発症する脳梗塞という巨大な未充足ニーズを標的にしており、成功時の市場規模が大きい点も評価できる。
業績は研究開発先行で変動が大きい。2020年2月期は純損失約7.3億円、2021年2月期も純損失約7.2億円と赤字が続いたが、2022年2月期はバイオジェン社への導出に伴う一過性収益で営業利益約11.4億円、純利益約10.8億円へ転じた。これは恒常的な売上拡大ではなく、今後の成長はTMS-008の臨床移行や新規パイプライン導入、提携先からのマイルストーン・ロイヤリティ収入の実現に依存する構図となっている。
創薬段階特有のリスクが大きい。新薬開発は長期かつ多額の費用を要し、臨床試験や当局承認が予定どおり進む保証はなく、開発の延長や中止の可能性がある。リードパイプラインTMS-007は提携先バイオジェン社の意思決定に開発が委ねられ、競合の先行や副作用発現も収益機会を損ないうる。収益はマイルストーンやロイヤリティに左右され変動が大きく、追加の資金調達による希薄化や継続的な赤字も投資判断上の留意点となる。
らぼ評価(5軸の根拠)
申込スケジュール
業績・財務ハイライト
(過去4期)
(改善)
公募価格・初値の推移
幹事団・配分シェア
株主構成
資金使途
ピア比較
過去類似IPO
セクター別IPOパフォーマンス
会社プロフィール
| 代表者 | 代表取締役社長 若林 拓朗 |
|---|---|
| 本社所在地 | 東京都府中市府中町一丁目9番地 |
| 従業員数 | 13名 |
| 設立 | 2005年2月 |
| 決算月 | 2月期 |