サイフューズ
事業概要
1. 事業内容
サイフューズは2010年創業の再生医療ベンチャーで、人工材料を使わず細胞のみで立体的な組織・臓器を作るバイオ3Dプリンティング技術を基盤とする。主力は3D細胞製品で、再生医療領域では承認取得を目指す末梢神経再生などのパイプライン開発と研究用受託、創薬支援領域では細胞製品、デバイス領域ではバイオ3Dプリンタや消耗品を提供する。富士フイルムや積水化学など事業会社との提携で開発・製造・販売体制を構築している。
2. 事業の特徴・強み
(1) 独自の三次元細胞積層技術 人工の足場材を使わず細胞だけで立体組織を作る独自基盤技術を持ち、安全性や応用可能性が学術的に期待されている。 (2) 模倣困難な参入障壁 独占的実施権を持つ基盤特許と固有の製造ノウハウを併用することで、実質的に他社参入を妨げる障壁を形成している。 (3) 有力企業との連携 富士フイルムや積水化学など事業会社と提携し、開発から製造販売までのサプライチェーンを整えている点も強みである。
3. 業績推移と成長要因
売上高は2017年12月期79百万円から2020年12月期137百万円と低位で推移したが、2021年12月期は708百万円へ急増した。利益も同期に営業利益71百万円、純利益143百万円と黒字化を達成している。背景には再生医療市場の拡大期待があり、報告書では国内市場が2020年の250億円から2040年に1.1兆円規模へ拡大する見通しとされる。承認取得済みパイプラインの上市が今後の成長の鍵となる。
4. リスクと投資家視点の注視ポイント
再生・細胞医療は技術革新が速く、自社技術が陳腐化する可能性や想定外の副作用が生じる可能性がある。臨床試験は症例確保や施設都合で遅延しうるほか、薬機法など法規制の改正により追加投資や承認遅延を招く恐れもある。今後は主要パイプラインの先行投資で一時的に営業損失が膨らむ計画であり、収益安定化までには時間を要する。市場規模が想定より縮小するリスクも残る点に留意したい。
らぼ評価(5軸の根拠)
申込スケジュール
業績・財務ハイライト
| 決算期 | 2017-12 | 2018-12 | 2019-12 | 2020-12 | 2021-12 |
|---|---|---|---|---|---|
| 売上高(百万円) | 79 | 26 | 122 | 137 | 708 |
| 営業利益(百万円) | — | — | — | -372 | 71 |
| 純利益(百万円) | -398 | -386 | -372 | -330 | 143 |
公募価格・初値の推移
幹事団・配分シェア
株主構成
資金使途(IPOで調達する資金の使い道)
ピア比較
過去類似IPO
セクター別の最近のIPOパフォーマンス
会社プロフィール
| 代表者 | 代表取締役 秋 枝 静 香 |
|---|---|
| 本社所在地 | 東京都港区三田三丁目5番27号 住友不動産三田ツインビル西館 |
| 従業員数 | 21名 |
| 設立 | 2010年8月 |
| 決算月 | 12月期 |
サイフューズ
事業概要
サイフューズは2010年創業の再生医療ベンチャーで、人工材料を使わず細胞のみで立体的な組織・臓器を作るバイオ3Dプリンティング技術を基盤とする。主力は3D細胞製品で、再生医療領域では承認取得を目指す末梢神経再生などのパイプライン開発と研究用受託、創薬支援領域では細胞製品、デバイス領域ではバイオ3Dプリンタや消耗品を提供する。富士フイルムや積水化学など事業会社との提携で開発・製造・販売体制を構築している。
(1) 独自の三次元細胞積層技術 人工の足場材を使わず細胞だけで立体組織を作る独自基盤技術を持ち、安全性や応用可能性が学術的に期待されている。 (2) 模倣困難な参入障壁 独占的実施権を持つ基盤特許と固有の製造ノウハウを併用することで、実質的に他社参入を妨げる障壁を形成している。 (3) 有力企業との連携 富士フイルムや積水化学など事業会社と提携し、開発から製造販売までのサプライチェーンを整えている点も強みである。
売上高は2017年12月期79百万円から2020年12月期137百万円と低位で推移したが、2021年12月期は708百万円へ急増した。利益も同期に営業利益71百万円、純利益143百万円と黒字化を達成している。背景には再生医療市場の拡大期待があり、報告書では国内市場が2020年の250億円から2040年に1.1兆円規模へ拡大する見通しとされる。承認取得済みパイプラインの上市が今後の成長の鍵となる。
再生・細胞医療は技術革新が速く、自社技術が陳腐化する可能性や想定外の副作用が生じる可能性がある。臨床試験は症例確保や施設都合で遅延しうるほか、薬機法など法規制の改正により追加投資や承認遅延を招く恐れもある。今後は主要パイプラインの先行投資で一時的に営業損失が膨らむ計画であり、収益安定化までには時間を要する。市場規模が想定より縮小するリスクも残る点に留意したい。
らぼ評価(5軸の根拠)
申込スケジュール
業績・財務ハイライト
(過去4期)
(改善)
公募価格・初値の推移
幹事団・配分シェア
株主構成
資金使途
ピア比較
過去類似IPO
セクター別IPOパフォーマンス
会社プロフィール
| 代表者 | 代表取締役 秋 枝 静 香 |
|---|---|
| 本社所在地 | 東京都港区三田三丁目5番27号 住友不動産三田ツインビル西館 |
| 従業員数 | 21名 |
| 設立 | 2010年8月 |
| 決算月 | 12月期 |