ヌーラボ
事業概要
1. 事業内容
ヌーラボは2004年に福岡で設立され、「Null(無)」と「Lab(研究所)」を冠した社名のとおり、無から有を生み出すクラウドサービス事業を営む。主力はチーム協働型のプロジェクト管理ツール「Backlog」で、ビジュアル共有の「Cacoo」、ビジネスチャット「Typetalk」、ID管理の「Nulab Pass」と合わせ4サービスを展開する。提供形態は使用期間やユーザー数等に応じたサブスクリプションが中心で、米国・シンガポール・オランダに子会社を持つ。2022年3月末の有料契約数は18,541件に達している。
2. 事業の特徴・強み
(1) 継続課金の収益基盤 サブスクリプション中心の課金でARRは2,504百万円・解約率0.62%と低く、前受一括受領による安定的な収益積み上げを実現している点が強みである。 (2) 製品主導の成長 非エンジニアでも使いやすいUIと社外メンバー共同利用により、利用者の口コミで導入が広がる製品主導成長の循環を生み出している。 (3) 拡張する市場 SaaS型プロジェクト管理ツール市場は年平均18.2%成長と推定され、DX推進の追い風を受けやすい事業領域に位置している。
3. 業績推移と成長要因
売上高は2020年3月期1,586百万円から2021年3月期1,939百万円へと約22%増加し、サブスクリプションの積み上げで着実な成長を続けている。利益面では同期間に連結営業損失が55百万円から7百万円へ縮小し、黒字転換に近い水準まで改善した。成長要因はBacklogを軸とした有料契約数の拡大と低い解約率にあり、ARRは前年同月比16.6%増と継続収益が拡大している。テレワーク浸透やDX推進が需要を後押しする見込みである。
4. リスクと投資家視点の注視ポイント
主力のBacklogが2021年3月期売上の93.9%を占め、特定サービスへの依存度が高い点には留意が必要である。コラボレーションツール市場は競合が複数存在し新規参入の余地も大きいため、競争激化が想定する事業展開を妨げる可能性がある。またサービス基盤をAWSに依存しており、障害や価格改定が業績に影響しうる。海外子会社に伴うカントリーリスクや為替変動、人材確保の難しさも事業上の留意点となる。
らぼ評価(5軸の根拠)
申込スケジュール
業績・財務ハイライト
| 決算期 | 2020-03 | 2021-03 |
|---|---|---|
| 売上高(百万円) | 1,586 | 1,939 |
| 営業利益(百万円) | -40 | -7 |
| 純利益(百万円) | -53 | -26 |
公募価格・初値の推移
幹事団・配分シェア
株主構成
資金使途(IPOで調達する資金の使い道)
ピア比較
過去類似IPO
セクター別の最近のIPOパフォーマンス
会社プロフィール
| 代表者 | 代表取締役 橋本 正徳 |
|---|---|
| 本社所在地 | 福岡県福岡市中央区大名一丁目8番6号 |
| 従業員数 | 146名 |
| 設立 | 2004年3月 |
| 決算月 | 3月期 |
ヌーラボ
事業概要
ヌーラボは2004年に福岡で設立され、「Null(無)」と「Lab(研究所)」を冠した社名のとおり、無から有を生み出すクラウドサービス事業を営む。主力はチーム協働型のプロジェクト管理ツール「Backlog」で、ビジュアル共有の「Cacoo」、ビジネスチャット「Typetalk」、ID管理の「Nulab Pass」と合わせ4サービスを展開する。提供形態は使用期間やユーザー数等に応じたサブスクリプションが中心で、米国・シンガポール・オランダに子会社を持つ。2022年3月末の有料契約数は18,541件に達している。
(1) 継続課金の収益基盤 サブスクリプション中心の課金でARRは2,504百万円・解約率0.62%と低く、前受一括受領による安定的な収益積み上げを実現している点が強みである。 (2) 製品主導の成長 非エンジニアでも使いやすいUIと社外メンバー共同利用により、利用者の口コミで導入が広がる製品主導成長の循環を生み出している。 (3) 拡張する市場 SaaS型プロジェクト管理ツール市場は年平均18.2%成長と推定され、DX推進の追い風を受けやすい事業領域に位置している。
売上高は2020年3月期1,586百万円から2021年3月期1,939百万円へと約22%増加し、サブスクリプションの積み上げで着実な成長を続けている。利益面では同期間に連結営業損失が55百万円から7百万円へ縮小し、黒字転換に近い水準まで改善した。成長要因はBacklogを軸とした有料契約数の拡大と低い解約率にあり、ARRは前年同月比16.6%増と継続収益が拡大している。テレワーク浸透やDX推進が需要を後押しする見込みである。
主力のBacklogが2021年3月期売上の93.9%を占め、特定サービスへの依存度が高い点には留意が必要である。コラボレーションツール市場は競合が複数存在し新規参入の余地も大きいため、競争激化が想定する事業展開を妨げる可能性がある。またサービス基盤をAWSに依存しており、障害や価格改定が業績に影響しうる。海外子会社に伴うカントリーリスクや為替変動、人材確保の難しさも事業上の留意点となる。
らぼ評価(5軸の根拠)
申込スケジュール
業績・財務ハイライト
(過去1期)
(改善)
公募価格・初値の推移
幹事団・配分シェア
株主構成
資金使途
ピア比較
過去類似IPO
セクター別IPOパフォーマンス
会社プロフィール
| 代表者 | 代表取締役 橋本 正徳 |
|---|---|
| 本社所在地 | 福岡県福岡市中央区大名一丁目8番6号 |
| 従業員数 | 146名 |
| 設立 | 2004年3月 |
| 決算月 | 3月期 |