リンカーズ
事業概要
1. 事業内容
リンカーズは2011年9月設立で、「マッチングで世界を変える」を掲げ、ものづくり企業のニーズとシーズを結ぶビジネスマッチングを単一事業として手掛ける。主力の「Linkers Sourcing」は発注企業と全国の中堅・中小企業を結ぶ技術探索サービスで、産業コーディネーターの推薦とAIマッチングを組み合わせる。用途開拓の「Linkers Marketing」、調査の「Linkers Research」、調達支援の「Linkers Trading」も提供する。提供形態は基本利用料と成果報酬の組み合わせが中心で、2021年7月期の売上高は14.19億円に達した。
2. 事業の特徴・強み
(1) 産業コーディネーター網 全国の自治体や地域金融機関に属するコーディネーターの推薦を通じ、ものづくり中小企業を網羅的に探索できる独自の調達基盤を築いている。 (2) 蓄積データとAI活用 過去の探索で蓄積した法人データベースとAIマッチングを掛け合わせ、自薦に頼らず候補企業を抽出できる仕組みを整えている点が再現性を支える。 (3) ワンストップ提供 研究から量産まで4サービスで一気通貫に支援し、企業の各段階の課題を取り込める構成が顧客接点の拡張に寄与している。
3. 業績推移と成長要因
売上高は2020年7月期の11.53億円から2021年7月期は14.19億円へと約23%増収し、継続的な拡大基調にある。営業利益は2.47億円、経常利益は2.53億円、純利益は1.83億円を確保し、2019年7月期までの赤字から黒字へ転じた局面にある。ただし純利益は前期の2.92億円から減益となり、増収減益の構図には留意が要る。成長の柱はオープンイノからの需要拡大とSaaS型「LFB」の導入機関数拡大であり、産業横断での水平展開を成長要因に据える。
4. リスクと投資家視点の注視ポイント
自社開示でもビジネスマッチングは参入障壁が比較的低いと示され、新規参入や競争激化が収益に影響する可能性がある。2021年7月期は「Linkers Trading」の医療用ガウン入札案件による特需依存度が高く、収益の振れ要因となりやすい。顧客の決算期の関係で売上が3月に偏重する傾向や、創業者である代表への依存も指摘される。システム障害や海外取引のカントリーリスクも想定され、計画どおりに施策が進まない場合の影響に留意したい。
らぼ評価(5軸の根拠)
申込スケジュール
業績・財務ハイライト
| 決算期 | 2017-07 | 2018-07 | 2019-07 | 2020-07 | 2021-07 |
|---|---|---|---|---|---|
| 売上高(百万円) | 316 | 674 | 589 | 1,153 | 1,419 |
| 営業利益(百万円) | — | — | — | 236 | 247 |
| 純利益(百万円) | -151 | -160 | -281 | 292 | 183 |
公募価格・初値の推移
幹事団・配分シェア
株主構成
資金使途(IPOで調達する資金の使い道)
ピア比較
過去類似IPO
セクター別の最近のIPOパフォーマンス
会社プロフィール
| 代表者 | 代表取締役社長 前田 佳宏 |
|---|---|
| 本社所在地 | 東京都文京区後楽二丁目3番21号 |
| 従業員数 | 81名 |
| 設立 | 2011年9月 |
| 決算月 | 7月期 |
リンカーズ
事業概要
リンカーズは2011年9月設立で、「マッチングで世界を変える」を掲げ、ものづくり企業のニーズとシーズを結ぶビジネスマッチングを単一事業として手掛ける。主力の「Linkers Sourcing」は発注企業と全国の中堅・中小企業を結ぶ技術探索サービスで、産業コーディネーターの推薦とAIマッチングを組み合わせる。用途開拓の「Linkers Marketing」、調査の「Linkers Research」、調達支援の「Linkers Trading」も提供する。提供形態は基本利用料と成果報酬の組み合わせが中心で、2021年7月期の売上高は14.19億円に達した。
(1) 産業コーディネーター網 全国の自治体や地域金融機関に属するコーディネーターの推薦を通じ、ものづくり中小企業を網羅的に探索できる独自の調達基盤を築いている。 (2) 蓄積データとAI活用 過去の探索で蓄積した法人データベースとAIマッチングを掛け合わせ、自薦に頼らず候補企業を抽出できる仕組みを整えている点が再現性を支える。 (3) ワンストップ提供 研究から量産まで4サービスで一気通貫に支援し、企業の各段階の課題を取り込める構成が顧客接点の拡張に寄与している。
売上高は2020年7月期の11.53億円から2021年7月期は14.19億円へと約23%増収し、継続的な拡大基調にある。営業利益は2.47億円、経常利益は2.53億円、純利益は1.83億円を確保し、2019年7月期までの赤字から黒字へ転じた局面にある。ただし純利益は前期の2.92億円から減益となり、増収減益の構図には留意が要る。成長の柱はオープンイノからの需要拡大とSaaS型「LFB」の導入機関数拡大であり、産業横断での水平展開を成長要因に据える。
自社開示でもビジネスマッチングは参入障壁が比較的低いと示され、新規参入や競争激化が収益に影響する可能性がある。2021年7月期は「Linkers Trading」の医療用ガウン入札案件による特需依存度が高く、収益の振れ要因となりやすい。顧客の決算期の関係で売上が3月に偏重する傾向や、創業者である代表への依存も指摘される。システム障害や海外取引のカントリーリスクも想定され、計画どおりに施策が進まない場合の影響に留意したい。
らぼ評価(5軸の根拠)
申込スケジュール
業績・財務ハイライト
(過去4期)
(改善)
公募価格・初値の推移
幹事団・配分シェア
株主構成
資金使途
ピア比較
過去類似IPO
セクター別IPOパフォーマンス
会社プロフィール
| 代表者 | 代表取締役社長 前田 佳宏 |
|---|---|
| 本社所在地 | 東京都文京区後楽二丁目3番21号 |
| 従業員数 | 81名 |
| 設立 | 2011年9月 |
| 決算月 | 7月期 |