事業概要
1. 事業内容
当社は2008年に設立され、クラウド型電子決済を国内で初めて商用化した決済ゲートウェイ事業者である。主に流通業の加盟店を顧客とし、電子マネー・クレジット・QRなど43の決済サービスを1台の端末でワンストップに提供する。決済端末販売や開発のフロー収入を入り口に、月額のセンター利用料などストック収入へつなげる収益構造を持つ。2023年1月末で接続端末は80万台、年間決済処理は3.1兆円・17億件に達し、社会インフラとして規模を拡大している。
2. 事業の特徴・強み
(1) 高いスイッチングコスト 加盟店システムと密結合した大規模開発により切替負担が大きく、既存顧客の定着とストック収入の積み上げにつながっている。 (2) ハード・ソフト両面の技術力 自社端末の開発とセンター運用の双方に投資を重ね、汎用電子マネーの厳格な基準に対応できる技術が競争力の源泉となっている。 (3) 国策の追い風 キャッシュレス推進という政策的な後押しを受け、決済市場の拡大局面で面的拡大を進めやすい環境にある。
3. 業績推移と成長要因
売上高は2021年3月期の6,451百万円から2022年3月期は7,139百万円へ約11%増加した。一方で営業利益は711百万円・営業利益率は約10%にとどまり、当期純損益は386百万円の赤字に転じた。端末台数の累積に伴うセンター利用料などストック収入の増加が成長の柱で、stera接続による面の拡大やクロスセル戦略、情報プロセシング領域への先行投資が今後の成長要因と位置づけられている。
4. リスクと投資家視点の注視ポイント
主要事業はキャッシュレス推進の追い風が前提で、市場成長の鈍化や政府方針の転換、競合参入の激化が業績に影響する可能性がある。決済端末は特定の仕入先への依存度が高く、決済処理を支えるデータセンターも特定先に集中しているため、供給制約や災害時の停止リスクが残る。情報プロセシング領域は先行投資フェーズで、立ち上げ遅延により利益率が低下する可能性も指摘されている。
らぼ評価(5軸の根拠)
申込スケジュール
業績・財務ハイライト
| 決算期 | 2018-03 | 2019-03 | 2020-03 | 2021-03 | 2022-03 |
|---|---|---|---|---|---|
| 売上高(百万円) | 4,068 | 4,977 | 8,170 | 6,451 | 7,139 |
| 営業利益(百万円) | — | — | — | 155 | 711 |
| 純利益(百万円) | 728 | 220 | 1,111 | 99 | -386 |
公募価格・初値の推移
幹事団・配分シェア
株主構成
資金使途(IPOで調達する資金の使い道)
ピア比較
過去類似IPO
セクター別の最近のIPOパフォーマンス
会社プロフィール
| 代表者 | 代表取締役社長 大高 敦 |
|---|---|
| 本社所在地 | 東京都中央区日本橋二丁目11番2号 |
| 従業員数 | 251名 |
| 設立 | 2008年3月 |
| 決算月 | 3月期 |
トランザクション・メディア・ネットワークス
事業概要
当社は2008年に設立され、クラウド型電子決済を国内で初めて商用化した決済ゲートウェイ事業者である。主に流通業の加盟店を顧客とし、電子マネー・クレジット・QRなど43の決済サービスを1台の端末でワンストップに提供する。決済端末販売や開発のフロー収入を入り口に、月額のセンター利用料などストック収入へつなげる収益構造を持つ。2023年1月末で接続端末は80万台、年間決済処理は3.1兆円・17億件に達し、社会インフラとして規模を拡大している。
(1) 高いスイッチングコスト 加盟店システムと密結合した大規模開発により切替負担が大きく、既存顧客の定着とストック収入の積み上げにつながっている。 (2) ハード・ソフト両面の技術力 自社端末の開発とセンター運用の双方に投資を重ね、汎用電子マネーの厳格な基準に対応できる技術が競争力の源泉となっている。 (3) 国策の追い風 キャッシュレス推進という政策的な後押しを受け、決済市場の拡大局面で面的拡大を進めやすい環境にある。
売上高は2021年3月期の6,451百万円から2022年3月期は7,139百万円へ約11%増加した。一方で営業利益は711百万円・営業利益率は約10%にとどまり、当期純損益は386百万円の赤字に転じた。端末台数の累積に伴うセンター利用料などストック収入の増加が成長の柱で、stera接続による面の拡大やクロスセル戦略、情報プロセシング領域への先行投資が今後の成長要因と位置づけられている。
主要事業はキャッシュレス推進の追い風が前提で、市場成長の鈍化や政府方針の転換、競合参入の激化が業績に影響する可能性がある。決済端末は特定の仕入先への依存度が高く、決済処理を支えるデータセンターも特定先に集中しているため、供給制約や災害時の停止リスクが残る。情報プロセシング領域は先行投資フェーズで、立ち上げ遅延により利益率が低下する可能性も指摘されている。
らぼ評価(5軸の根拠)
申込スケジュール
業績・財務ハイライト
(過去4期)
(改善)
公募価格・初値の推移
幹事団・配分シェア
株主構成
資金使途
ピア比較
過去類似IPO
セクター別IPOパフォーマンス
会社プロフィール
| 代表者 | 代表取締役社長 大高 敦 |
|---|---|
| 本社所在地 | 東京都中央区日本橋二丁目11番2号 |
| 従業員数 | 251名 |
| 設立 | 2008年3月 |
| 決算月 | 3月期 |