事業概要
1. 事業内容
1996年設立の日本システムバンクは、遊休不動産の有効活用を理念に駐車場管理の総合商社として事業を広げてきた。主力のコインパーキング事業では、土地所有者から借りた土地で直営駐車場を運営するほか、駐車場機器の販売・保守や管理受託も手掛け、2023年1月末時点で45都道府県・7,344件・132,270車室を展開する。利用者向けアプリ『SmooPA』で検索や決済も提供する。あわせてオフィスビル等を賃貸するプロパティマネジメント事業も営み、子会社3社を含む4社体制で全国に事業基盤を持つ。
2. 事業の特徴・強み
(1) 全国規模の運営・管理受託網 45都道府県で7,344件・132,270車室を展開し、稼働データの蓄積が高精度の需要予測と料金調整を支える点が強みだ。 (2) 積雪地域への対応力 降雪地に事業所と除雪重機を持ち、フラップレス駐車場で機会損失を抑える運営ノウハウを備える。 (3) アプリによる利便性 独自アプリ『SmooPA』で検索と決済を提供し、現金決済への依存を下げる取り組みを進めている。
3. 業績推移と成長要因
売上高は標準ベースで2018年6月期60.83億円から2020年6月期64.15億円とおおむね横ばいで推移し、コロナ禍の2021年6月期は連結で純損失3.39億円を計上した。続く2022年6月期は連結売上67.76億円、営業利益3.55億円、純利益1.79億円と黒字転換し、営業利益率は約5%まで回復した。今後はCASEを見据えたカーシェアや電気自動車充電の場所提供、駐車場・駐輪場数の拡大が成長余地となるが、市場全体は安定推移の見通しで急成長は描きにくい。
4. リスクと投資家視点の注視ポイント
主力のコインパーキング事業は、地価上昇や不動産市況の活性化により土地賃貸借契約が解約されると稼働が減る可能性がある。原油価格高騰や景気悪化による交通量・賃料の減少、自然災害や積雪による機会損失も収益に影響しうる。利用料の9割超が現金決済のため売上金の盗難・紛失リスクや、個人情報・ITシステムに関わるリスクも抱える。あわせて有利子負債34.57億円と財務レバレッジが高めである点にも留意したい。
らぼ評価(5軸の根拠)
申込スケジュール
業績・財務ハイライト
| 決算期 | 2021-06 | 2022-06 |
|---|---|---|
| 売上高(百万円) | 6,947 | 6,776 |
| 営業利益(百万円) | -90 | 355 |
| 純利益(百万円) | -339 | 179 |
公募価格・初値の推移
幹事団・配分シェア
株主構成
資金使途(IPOで調達する資金の使い道)
ピア比較
過去類似IPO
セクター別の最近のIPOパフォーマンス
会社プロフィール
| 代表者 | 代表取締役社長 野坂 信嘉 |
|---|---|
| 本社所在地 | 福井県福井市中央三丁目5番21号 |
| 従業員数 | 187名 |
| 設立 | 1996年7月 |
| 決算月 | 6月期 |
日本システムバンク
事業概要
1996年設立の日本システムバンクは、遊休不動産の有効活用を理念に駐車場管理の総合商社として事業を広げてきた。主力のコインパーキング事業では、土地所有者から借りた土地で直営駐車場を運営するほか、駐車場機器の販売・保守や管理受託も手掛け、2023年1月末時点で45都道府県・7,344件・132,270車室を展開する。利用者向けアプリ『SmooPA』で検索や決済も提供する。あわせてオフィスビル等を賃貸するプロパティマネジメント事業も営み、子会社3社を含む4社体制で全国に事業基盤を持つ。
(1) 全国規模の運営・管理受託網 45都道府県で7,344件・132,270車室を展開し、稼働データの蓄積が高精度の需要予測と料金調整を支える点が強みだ。 (2) 積雪地域への対応力 降雪地に事業所と除雪重機を持ち、フラップレス駐車場で機会損失を抑える運営ノウハウを備える。 (3) アプリによる利便性 独自アプリ『SmooPA』で検索と決済を提供し、現金決済への依存を下げる取り組みを進めている。
売上高は標準ベースで2018年6月期60.83億円から2020年6月期64.15億円とおおむね横ばいで推移し、コロナ禍の2021年6月期は連結で純損失3.39億円を計上した。続く2022年6月期は連結売上67.76億円、営業利益3.55億円、純利益1.79億円と黒字転換し、営業利益率は約5%まで回復した。今後はCASEを見据えたカーシェアや電気自動車充電の場所提供、駐車場・駐輪場数の拡大が成長余地となるが、市場全体は安定推移の見通しで急成長は描きにくい。
主力のコインパーキング事業は、地価上昇や不動産市況の活性化により土地賃貸借契約が解約されると稼働が減る可能性がある。原油価格高騰や景気悪化による交通量・賃料の減少、自然災害や積雪による機会損失も収益に影響しうる。利用料の9割超が現金決済のため売上金の盗難・紛失リスクや、個人情報・ITシステムに関わるリスクも抱える。あわせて有利子負債34.57億円と財務レバレッジが高めである点にも留意したい。
らぼ評価(5軸の根拠)
申込スケジュール
業績・財務ハイライト
(過去1期)
(改善)
公募価格・初値の推移
幹事団・配分シェア
株主構成
資金使途
ピア比較
過去類似IPO
セクター別IPOパフォーマンス
会社プロフィール
| 代表者 | 代表取締役社長 野坂 信嘉 |
|---|---|
| 本社所在地 | 福井県福井市中央三丁目5番21号 |
| 従業員数 | 187名 |
| 設立 | 1996年7月 |
| 決算月 | 6月期 |