事業概要
1. 事業内容
グリッドは2009年10月設立、東京都港区に本社を置く従業員82名のAI開発企業である。「インフラ・ライフ・イノベーション」を理念に、社会インフラ領域の計画最適化に特化して事業を展開する。電力・エネルギー、物流・サプライチェーン、都市交通・スマートシティの三分野を主力とし、数理最適化と機械学習・強化学習を組み合わせたAIエンジンを開発・実装する。コンサルティングから実装・運用サポートまで一気通貫で手掛け、複数の大手企業へシステムを提供してきた実績を持つ。
2. 事業の特徴・強み
(1) 社会インフラ特化の最適化ノウハウ 電力・物流・都市の計画最適化に絞り、数式化とシミュレータ開発で蓄積した技術が他社との差別化要因となっている点が特徴である。 (2) 一気通貫のストック収益化 コンサルから実装・運用サポートまで担い、顧客生涯価値を最大化しつつ安定的なストック収益へ繋げる事業構造を備える。 (3) 大手企業との取引基盤 三井物産など総合商社が株主に並び、大手企業中心の顧客構成が信用面と案件獲得の土台を支えている。
3. 業績推移と成長要因
業績は回復基調にある。2022年6月期の売上高は910百万円と前期の707百万円から約29%増加し、営業利益は71百万円、純利益は92百万円を計上した。前期の純損失211百万円から黒字へ転換した点が大きい。背景には、AI計画最適化の本番導入案件が積み上がり、運用・サポートというストック型売上が伸び始めたことがある。電力・物流・スマートシティ各分野でAI市場の拡大が追い風となり、内製化やDX投資の進展が中期的な需要を支えると見込まれる。
4. リスクと投資家視点の注視ポイント
事業環境やAI技術革新のスピードが速く、対応が遅れた場合に競争力が低下する可能性がある。プロジェクト単位の収支管理に依存するため、見積りの乖離や納期変動が四半期業績を揺らす余地がある。運用・サポートのストック化は発展途上で、新規受注の遅れが売上の伸び悩みに繋がりうる。小規模組織であり、人材確保や特定人員への依存も課題となる。大手顧客中心ゆえの取引集中や繰延税金資産の回収可能性にも留意したい。
らぼ評価(5軸の根拠)
申込スケジュール
業績・財務ハイライト
| 決算期 | 2018-06 | 2019-06 | 2020-06 | 2021-06 | 2022-06 |
|---|---|---|---|---|---|
| 売上高(百万円) | 1,719 | 1,345 | 693 | 707 | 910 |
| 営業利益(百万円) | — | — | — | -222 | 71 |
| 純利益(百万円) | 105 | -50 | -677 | -211 | 92 |
公募価格・初値の推移
幹事団・配分シェア
株主構成
資金使途(IPOで調達する資金の使い道)
ピア比較
過去類似IPO
セクター別の最近のIPOパフォーマンス
会社プロフィール
| 代表者 | 代表取締役社長 曽我部 完 |
|---|---|
| 本社所在地 | 東京都港区北青山三丁目11番7号AOビル6階 |
| 従業員数 | 82名 |
| 設立 | 2009年10月 |
| 決算月 | 6月期 |
グリッド
事業概要
グリッドは2009年10月設立、東京都港区に本社を置く従業員82名のAI開発企業である。「インフラ・ライフ・イノベーション」を理念に、社会インフラ領域の計画最適化に特化して事業を展開する。電力・エネルギー、物流・サプライチェーン、都市交通・スマートシティの三分野を主力とし、数理最適化と機械学習・強化学習を組み合わせたAIエンジンを開発・実装する。コンサルティングから実装・運用サポートまで一気通貫で手掛け、複数の大手企業へシステムを提供してきた実績を持つ。
(1) 社会インフラ特化の最適化ノウハウ 電力・物流・都市の計画最適化に絞り、数式化とシミュレータ開発で蓄積した技術が他社との差別化要因となっている点が特徴である。 (2) 一気通貫のストック収益化 コンサルから実装・運用サポートまで担い、顧客生涯価値を最大化しつつ安定的なストック収益へ繋げる事業構造を備える。 (3) 大手企業との取引基盤 三井物産など総合商社が株主に並び、大手企業中心の顧客構成が信用面と案件獲得の土台を支えている。
業績は回復基調にある。2022年6月期の売上高は910百万円と前期の707百万円から約29%増加し、営業利益は71百万円、純利益は92百万円を計上した。前期の純損失211百万円から黒字へ転換した点が大きい。背景には、AI計画最適化の本番導入案件が積み上がり、運用・サポートというストック型売上が伸び始めたことがある。電力・物流・スマートシティ各分野でAI市場の拡大が追い風となり、内製化やDX投資の進展が中期的な需要を支えると見込まれる。
事業環境やAI技術革新のスピードが速く、対応が遅れた場合に競争力が低下する可能性がある。プロジェクト単位の収支管理に依存するため、見積りの乖離や納期変動が四半期業績を揺らす余地がある。運用・サポートのストック化は発展途上で、新規受注の遅れが売上の伸び悩みに繋がりうる。小規模組織であり、人材確保や特定人員への依存も課題となる。大手顧客中心ゆえの取引集中や繰延税金資産の回収可能性にも留意したい。
らぼ評価(5軸の根拠)
申込スケジュール
業績・財務ハイライト
(過去4期)
(改善)
公募価格・初値の推移
幹事団・配分シェア
株主構成
資金使途
ピア比較
過去類似IPO
セクター別IPOパフォーマンス
会社プロフィール
| 代表者 | 代表取締役社長 曽我部 完 |
|---|---|
| 本社所在地 | 東京都港区北青山三丁目11番7号AOビル6階 |
| 従業員数 | 82名 |
| 設立 | 2009年10月 |
| 決算月 | 6月期 |