ナイル
事業概要
1. 事業内容
ナイルは2007年に設立され、「日本を変革する矢」をビジョンに掲げる産業DX企業である。創業以来培ったDXとデジタルマーケティングのノウハウを軸に、顧客企業へのコンサルティングやメディア運営を担うホリゾンタルDX事業と、自動車サブスクを提供する自動車産業DX事業の2つを運営する。後者では「おトクにマイカー 定額カルモくん」を主力に、車探しから申込までをオンラインで完結させ、車両在庫を持たないアセットライトな形態でマイカーを月額提供する。コンサルの顧客継続率は約90%と安定し、運営メディア群の月間利用者は約760万人に達する。
2. 事業の特徴・強み
(1) 二事業を支えるDXノウハウ コンサルで培ったDXとマーケティングの知見を自動車事業の集客や業務効率化にも転用し、事業横断で再現する体制を築いている点が強みである。 (2) アセットライトなサブスク リース車両を提携金融事業者が保有するため在庫リスクを抑え、契約獲得時のスポット収益と月額収益を積み上げる構造を持つ。 (3) 安定した顧客基盤 コンサルの顧客継続率は約90%と高く、解約率の低いサブスクと合わせ収益の積み上げが期待できる。
3. 業績推移と成長要因
売上高は2019年12月期の約14.8億円から2022年12月期は約41.4億円へ拡大し、直近の前期比は約57%増と高い成長が続く。一方で利益面は自動車産業DX事業の広告宣伝など先行投資が重く、2022年12月期は営業損益が約13.4億円の損失、純損益も約13.6億円の損失と赤字が続いている。成長要因は拡大するDX市場とオンライン車購入需要を背景にした契約件数の増加であり、延べ契約件数は1万4千件超まで伸びた。収益化に向けては積み上がるストック収益が損失を吸収できるかが焦点となる。
4. リスクと投資家視点の注視ポイント
事業展開するマーケティング関連市場や自動車市場の成長が鈍化した場合、業績に影響が及ぶ可能性がある。自動車産業DX事業は人材採用や広告宣伝の先行投資を要し、想定どおりに進まなければ収益性の改善が遅れる懸念がある。また検索エンジンやプラットフォームなど外部事業者の方針変更、提携金融事業者との関係悪化、中古車両の調達難なども収益基盤に影響しうる。技術革新や顧客ニーズの変化への対応に多額の費用を要する点にも留意したい。
らぼ評価(5軸の根拠)
申込スケジュール
業績・財務ハイライト
| 決算期 | 2018-12 | 2019-12 | 2020-12 | 2021-12 | 2022-12 |
|---|---|---|---|---|---|
| 売上高(百万円) | 1,285 | 1,484 | 2,126 | 2,629 | 4,139 |
| 営業利益(百万円) | — | — | — | -1,866 | -1,337 |
| 純利益(百万円) | -45 | -441 | -1,186 | -1,895 | -1,355 |
公募価格・初値の推移
幹事団・配分シェア
株主構成
資金使途(IPOで調達する資金の使い道)
ピア比較
過去類似IPO
セクター別の最近のIPOパフォーマンス
会社プロフィール
| 代表者 | 代表取締役社長 高橋 飛翔 |
|---|---|
| 本社所在地 | 東京都品川区東五反田一丁目24番2号 |
| 従業員数 | 235名 |
| 設立 | 2007年1月 |
| 決算月 | 12月期 |
ナイル
事業概要
ナイルは2007年に設立され、「日本を変革する矢」をビジョンに掲げる産業DX企業である。創業以来培ったDXとデジタルマーケティングのノウハウを軸に、顧客企業へのコンサルティングやメディア運営を担うホリゾンタルDX事業と、自動車サブスクを提供する自動車産業DX事業の2つを運営する。後者では「おトクにマイカー 定額カルモくん」を主力に、車探しから申込までをオンラインで完結させ、車両在庫を持たないアセットライトな形態でマイカーを月額提供する。コンサルの顧客継続率は約90%と安定し、運営メディア群の月間利用者は約760万人に達する。
(1) 二事業を支えるDXノウハウ コンサルで培ったDXとマーケティングの知見を自動車事業の集客や業務効率化にも転用し、事業横断で再現する体制を築いている点が強みである。 (2) アセットライトなサブスク リース車両を提携金融事業者が保有するため在庫リスクを抑え、契約獲得時のスポット収益と月額収益を積み上げる構造を持つ。 (3) 安定した顧客基盤 コンサルの顧客継続率は約90%と高く、解約率の低いサブスクと合わせ収益の積み上げが期待できる。
売上高は2019年12月期の約14.8億円から2022年12月期は約41.4億円へ拡大し、直近の前期比は約57%増と高い成長が続く。一方で利益面は自動車産業DX事業の広告宣伝など先行投資が重く、2022年12月期は営業損益が約13.4億円の損失、純損益も約13.6億円の損失と赤字が続いている。成長要因は拡大するDX市場とオンライン車購入需要を背景にした契約件数の増加であり、延べ契約件数は1万4千件超まで伸びた。収益化に向けては積み上がるストック収益が損失を吸収できるかが焦点となる。
事業展開するマーケティング関連市場や自動車市場の成長が鈍化した場合、業績に影響が及ぶ可能性がある。自動車産業DX事業は人材採用や広告宣伝の先行投資を要し、想定どおりに進まなければ収益性の改善が遅れる懸念がある。また検索エンジンやプラットフォームなど外部事業者の方針変更、提携金融事業者との関係悪化、中古車両の調達難なども収益基盤に影響しうる。技術革新や顧客ニーズの変化への対応に多額の費用を要する点にも留意したい。
らぼ評価(5軸の根拠)
申込スケジュール
業績・財務ハイライト
(過去4期)
(改善)
公募価格・初値の推移
幹事団・配分シェア
株主構成
資金使途
ピア比較
過去類似IPO
セクター別IPOパフォーマンス
会社プロフィール
| 代表者 | 代表取締役社長 高橋 飛翔 |
|---|---|
| 本社所在地 | 東京都品川区東五反田一丁目24番2号 |
| 従業員数 | 235名 |
| 設立 | 2007年1月 |
| 決算月 | 12月期 |