エコム
事業概要
1. 事業内容
エコムは1985年設立で、社名はEcology(環境)とCombustion(燃焼)に由来する。工業炉の設計から製造、稼働後の保守までを一貫して担う熱技術総合エンジニアリング企業である。主力は産業用の大型工業炉をオーダーメイドで手掛ける産業システム事業と、他社製を含む加熱設備を点検・改造する保守サービス事業の2本柱。製品は溶解炉や乾燥炉、硬化炉など多岐にわたり、アルミやガラスなどの素材から自動車部品が作られる。設計のみを請け負う同業が多いなか、川上から川下まで自社で完結できる点が特色である。
2. 事業の特徴・強み
(1) 設計から保守まで一貫体制 設計のみや製造のみを担う同業が多いなか、開発・設計・製造から稼働後の保守までを自社で完結でき、顧客の窓口として継続的に関与できる点が強みである。 (2) ヒートトライアルによる差別化 自社のテクニカルセンターで顧客のワークを持ち込み加熱テストを重ね、最適な仕様を共同で作り込む。3D熱流体解析と融合させ作り直しの少ない開発を実現する。 (3) リピート受注を生む事業構造 開発機の受注から始まり最終的に複数台の量産機へつながるため、将来的なリピート受注が期待できる構造を備える。
3. 業績推移と成長要因
売上高は2019年7月期の約25.1億円をピークに、2020年7月期約16.0億円、2021年7月期約17.6億円、2022年7月期約15.0億円と弱含みで推移している。利益も2019年7月期の純利益約2.8億円から2022年7月期は約1.0億円へ縮小した。受注が自動車業界の設備投資規模に連動し変動が大きいことが背景にある。今後はカーボンニュートラルや排ガス規制対応の省エネデバイス、EV化に伴う新部品向け工業炉、IoTを活用した予防保全サービスを成長の柱として位置付けている。
4. リスクと投資家視点の注視ポイント
受注は自動車産業を中心とした工場の設備投資規模に連動する傾向があり、景気変動により受注状況が変動しやすい。直近3カ年の受注の約78%が自動車業界向けで、業種集中の傾向がある。生産拠点が静岡県浜松市に集中しているため、大規模災害時には生産活動が停滞する可能性がある。また材料費や外注費の高騰時に価格転嫁交渉が難航するコスト上昇リスクや、保守サービス拡大に向けた人材確保の課題も挙げられている。
らぼ評価(5軸の根拠)
申込スケジュール
業績・財務ハイライト
| 決算期 | 2018-07 | 2019-07 | 2020-07 | 2021-07 | 2022-07 |
|---|---|---|---|---|---|
| 売上高(百万円) | 1,615 | 2,510 | 1,597 | 1,759 | 1,501 |
| 営業利益(百万円) | — | — | — | 130 | 98 |
| 純利益(百万円) | 180 | 280 | 141 | 149 | 101 |
公募価格・初値の推移
幹事団・配分シェア
株主構成
資金使途(IPOで調達する資金の使い道)
ピア比較
過去類似IPO
セクター別の最近のIPOパフォーマンス
会社プロフィール
| 代表者 | 代表取締役 髙梨 智志 |
|---|---|
| 本社所在地 | 静岡県浜松市浜北区平口5277番地1 |
| 従業員数 | 63名 |
| 設立 | 1985年8月 |
| 決算月 | 7月期 |
エコム
事業概要
エコムは1985年設立で、社名はEcology(環境)とCombustion(燃焼)に由来する。工業炉の設計から製造、稼働後の保守までを一貫して担う熱技術総合エンジニアリング企業である。主力は産業用の大型工業炉をオーダーメイドで手掛ける産業システム事業と、他社製を含む加熱設備を点検・改造する保守サービス事業の2本柱。製品は溶解炉や乾燥炉、硬化炉など多岐にわたり、アルミやガラスなどの素材から自動車部品が作られる。設計のみを請け負う同業が多いなか、川上から川下まで自社で完結できる点が特色である。
(1) 設計から保守まで一貫体制 設計のみや製造のみを担う同業が多いなか、開発・設計・製造から稼働後の保守までを自社で完結でき、顧客の窓口として継続的に関与できる点が強みである。 (2) ヒートトライアルによる差別化 自社のテクニカルセンターで顧客のワークを持ち込み加熱テストを重ね、最適な仕様を共同で作り込む。3D熱流体解析と融合させ作り直しの少ない開発を実現する。 (3) リピート受注を生む事業構造 開発機の受注から始まり最終的に複数台の量産機へつながるため、将来的なリピート受注が期待できる構造を備える。
売上高は2019年7月期の約25.1億円をピークに、2020年7月期約16.0億円、2021年7月期約17.6億円、2022年7月期約15.0億円と弱含みで推移している。利益も2019年7月期の純利益約2.8億円から2022年7月期は約1.0億円へ縮小した。受注が自動車業界の設備投資規模に連動し変動が大きいことが背景にある。今後はカーボンニュートラルや排ガス規制対応の省エネデバイス、EV化に伴う新部品向け工業炉、IoTを活用した予防保全サービスを成長の柱として位置付けている。
受注は自動車産業を中心とした工場の設備投資規模に連動する傾向があり、景気変動により受注状況が変動しやすい。直近3カ年の受注の約78%が自動車業界向けで、業種集中の傾向がある。生産拠点が静岡県浜松市に集中しているため、大規模災害時には生産活動が停滞する可能性がある。また材料費や外注費の高騰時に価格転嫁交渉が難航するコスト上昇リスクや、保守サービス拡大に向けた人材確保の課題も挙げられている。
らぼ評価(5軸の根拠)
申込スケジュール
業績・財務ハイライト
(過去4期)
(改善)
公募価格・初値の推移
幹事団・配分シェア
株主構成
資金使途
ピア比較
過去類似IPO
セクター別IPOパフォーマンス
会社プロフィール
| 代表者 | 代表取締役 髙梨 智志 |
|---|---|
| 本社所在地 | 静岡県浜松市浜北区平口5277番地1 |
| 従業員数 | 63名 |
| 設立 | 1985年8月 |
| 決算月 | 7月期 |