アルファパーチェス
事業概要
1. 事業内容
アルファパーチェスは2010年設立で、大企業グループ向けに間接材の調達を効率化するMRO事業と、商業施設の建材供給や保守を担うFM事業を主力とする。MRO事業では多品種・少量・少額のロングテール商品を電子購買システムで提供し、約1,500社のサプライヤー網と顧客のITシステムを相互接続して直送を基本とする調達DXを進める。FM事業はチェーンストア本部の管理業務を受託し、全国約1,600拠点の保守網で24時間体制のメンテナンスを提供する。モノとサービスの両面で最適購買を実現する仕組みが事業の柱である。
2. 事業の特徴・強み
(1) 解約率の低いストック型基盤 大企業グループの基幹システムと密に連携するため切り替え障壁が高く、解約は稀で継続的な物販収益が積み上がる構造を持つ。 (2) 多品種少額市場での独自網 約1,500社のサプライヤーと連携し相見積りや価格競争を促す仕組みで、大企業向けMRO市場で一定の地位を築いている。 (3) MROとFMの二事業構成 調達と施設管理を併営し、業態ごとの需要の増減を相互に吸収して売上を安定させやすい点も強みとなる。
3. 業績推移と成長要因
売上高は2020年12月期の32,447百万円から2021年12月期は37,948百万円へと前期比約17%増加した。営業利益も741百万円から864百万円へ約17%伸び、純利益は506百万円から510百万円とほぼ横ばいながら黒字を維持した。営業利益率は約2.3%と薄商いの物販モデルを反映する。約1兆円とされる大企業向けMRO市場でシェアは数%にとどまり、大企業グループの内部統制強化ニーズを背景に新規顧客開拓の余地が大きい点が今後の成長余地となる。
4. リスクと投資家視点の注視ポイント
親会社アスクルが発行株式の75.06%を保有し、アスクルや日本マクドナルド系で売上の10%以上を占める顧客集中が残るため、主要顧客の動向が業績に影響する可能性がある。また顧客の基幹ERPが購買管理機能を拡充しており、専用システムと部分的に競合し解約につながる懸念もある。新規開拓にはコンサル能力を備えたIT人材の確保が不可欠だが、DX人材の採用競争は激しく、採用や定着が滞れば成長速度が鈍る可能性がある点にも留意したい。
らぼ評価(5軸の根拠)
申込スケジュール
業績・財務ハイライト
| 決算期 | 2020-12 | 2021-12 |
|---|---|---|
| 売上高(百万円) | 32,447 | 37,948 |
| 営業利益(百万円) | 741 | 864 |
| 純利益(百万円) | 506 | 510 |
公募価格・初値の推移
幹事団・配分シェア
株主構成
資金使途(IPOで調達する資金の使い道)
ピア比較
過去類似IPO
セクター別の最近のIPOパフォーマンス
会社プロフィール
| 代表者 | 代表取締役 社長 兼 CEO 多田 雅之 |
|---|---|
| 本社所在地 | 東京都港区三田一丁目4番28号三田国際ビル |
| 従業員数 | 253名 |
| 設立 | 2010年11月 |
| 決算月 | 12月期 |
アルファパーチェス
事業概要
アルファパーチェスは2010年設立で、大企業グループ向けに間接材の調達を効率化するMRO事業と、商業施設の建材供給や保守を担うFM事業を主力とする。MRO事業では多品種・少量・少額のロングテール商品を電子購買システムで提供し、約1,500社のサプライヤー網と顧客のITシステムを相互接続して直送を基本とする調達DXを進める。FM事業はチェーンストア本部の管理業務を受託し、全国約1,600拠点の保守網で24時間体制のメンテナンスを提供する。モノとサービスの両面で最適購買を実現する仕組みが事業の柱である。
(1) 解約率の低いストック型基盤 大企業グループの基幹システムと密に連携するため切り替え障壁が高く、解約は稀で継続的な物販収益が積み上がる構造を持つ。 (2) 多品種少額市場での独自網 約1,500社のサプライヤーと連携し相見積りや価格競争を促す仕組みで、大企業向けMRO市場で一定の地位を築いている。 (3) MROとFMの二事業構成 調達と施設管理を併営し、業態ごとの需要の増減を相互に吸収して売上を安定させやすい点も強みとなる。
売上高は2020年12月期の32,447百万円から2021年12月期は37,948百万円へと前期比約17%増加した。営業利益も741百万円から864百万円へ約17%伸び、純利益は506百万円から510百万円とほぼ横ばいながら黒字を維持した。営業利益率は約2.3%と薄商いの物販モデルを反映する。約1兆円とされる大企業向けMRO市場でシェアは数%にとどまり、大企業グループの内部統制強化ニーズを背景に新規顧客開拓の余地が大きい点が今後の成長余地となる。
親会社アスクルが発行株式の75.06%を保有し、アスクルや日本マクドナルド系で売上の10%以上を占める顧客集中が残るため、主要顧客の動向が業績に影響する可能性がある。また顧客の基幹ERPが購買管理機能を拡充しており、専用システムと部分的に競合し解約につながる懸念もある。新規開拓にはコンサル能力を備えたIT人材の確保が不可欠だが、DX人材の採用競争は激しく、採用や定着が滞れば成長速度が鈍る可能性がある点にも留意したい。
らぼ評価(5軸の根拠)
申込スケジュール
業績・財務ハイライト
(過去1期)
(改善)
公募価格・初値の推移
幹事団・配分シェア
株主構成
資金使途
ピア比較
過去類似IPO
セクター別IPOパフォーマンス
会社プロフィール
| 代表者 | 代表取締役 社長 兼 CEO 多田 雅之 |
|---|---|
| 本社所在地 | 東京都港区三田一丁目4番28号三田国際ビル |
| 従業員数 | 253名 |
| 設立 | 2010年11月 |
| 決算月 | 12月期 |