事業概要
1. 事業内容
クオルテックは1993年に設立され、大阪府堺市を拠点に電子部品の試験・解析を手掛ける独立系検査会社である。主力の信頼性評価事業では、環境試験や電気試験、振動試験に加え不良の真因を探る再現実験まで一貫して提供し、パワー半導体の信頼性評価にも強みを持つ。微細加工事業ではビルドアップ基板などのレーザ加工を担い、その他バイオ事業も展開する。顧客から試験・加工・解析の役務提供の対価として収益を得る受託型のビジネスモデルである。
2. 事業の特徴・強み
(1) 独立系の第三者検査 検査データ改ざんが問題視されるなか、中立な第三者として信頼性評価試験を担う立場が存在意義となり、業界内での需要拡大が見込める点が強みである。 (2) 一貫対応のワンストップ体制 ISO/IEC17025認定を取得し、国際規格に基づく試験から認証取得、前後の解析や改善提案までトータルで対応できる体制を構築している。 (3) パワー半導体の評価実績 EV普及前から基幹部品の信頼性評価試験や故障解析に取り組み、試験環境を自社開発できる技術蓄積が他社との差別化要因となっている。
3. 業績推移と成長要因
売上高は2021年6月期の1,476百万円から2022年6月期に3,156百万円へと約114%増加し、純利益も64百万円から327百万円へ大きく伸長した。営業利益も58百万円から348百万円へ拡大し、営業利益率は約11%まで改善している。自動車のCASEを背景としたEV化・自動運転の進展で車載機器の信頼性評価需要が拡大しており、5G・6G関連の微細加工需要も中長期の成長を後押しすると見込まれる。
4. リスクと投資家視点の注視ポイント
主要事業の信頼性評価事業は自動車業界を主要顧客とし、業界の研究開発・生産動向の変動に業績が左右されやすい。特にデンソー向け売上が2022年6月期で20.6%を占めるなどトヨタ系サプライチェーンへの顧客集中があり、同グループの業績変動が影響を及ぼす可能性がある。また顧客による試験の内製化や競合の新規参入、優秀な人材の確保難なども継続的な留意点となる。
らぼ評価(5軸の根拠)
申込スケジュール
業績・財務ハイライト
| 決算期 | 2018-12 | 2019-12 | 2020-12 | 2021-06 | 2022-06 |
|---|---|---|---|---|---|
| 売上高(百万円) | 3,263 | 2,995 | 2,921 | 1,476 | 3,156 |
| 営業利益(百万円) | — | — | — | 58 | 348 |
| 純利益(百万円) | 50 | — | -216 | 64 | 327 |
公募価格・初値の推移
幹事団・配分シェア
株主構成
資金使途(IPOで調達する資金の使い道)
ピア比較
過去類似IPO
セクター別の最近のIPOパフォーマンス
会社プロフィール
| 代表者 | 代表取締役社長 山口 友宏 |
|---|---|
| 本社所在地 | 大阪府堺市堺区三宝町四丁230番地 |
| 従業員数 | 223名 |
| 設立 | 1993年1月 |
| 決算月 | 6月期 |
クオルテック
事業概要
クオルテックは1993年に設立され、大阪府堺市を拠点に電子部品の試験・解析を手掛ける独立系検査会社である。主力の信頼性評価事業では、環境試験や電気試験、振動試験に加え不良の真因を探る再現実験まで一貫して提供し、パワー半導体の信頼性評価にも強みを持つ。微細加工事業ではビルドアップ基板などのレーザ加工を担い、その他バイオ事業も展開する。顧客から試験・加工・解析の役務提供の対価として収益を得る受託型のビジネスモデルである。
(1) 独立系の第三者検査 検査データ改ざんが問題視されるなか、中立な第三者として信頼性評価試験を担う立場が存在意義となり、業界内での需要拡大が見込める点が強みである。 (2) 一貫対応のワンストップ体制 ISO/IEC17025認定を取得し、国際規格に基づく試験から認証取得、前後の解析や改善提案までトータルで対応できる体制を構築している。 (3) パワー半導体の評価実績 EV普及前から基幹部品の信頼性評価試験や故障解析に取り組み、試験環境を自社開発できる技術蓄積が他社との差別化要因となっている。
売上高は2021年6月期の1,476百万円から2022年6月期に3,156百万円へと約114%増加し、純利益も64百万円から327百万円へ大きく伸長した。営業利益も58百万円から348百万円へ拡大し、営業利益率は約11%まで改善している。自動車のCASEを背景としたEV化・自動運転の進展で車載機器の信頼性評価需要が拡大しており、5G・6G関連の微細加工需要も中長期の成長を後押しすると見込まれる。
主要事業の信頼性評価事業は自動車業界を主要顧客とし、業界の研究開発・生産動向の変動に業績が左右されやすい。特にデンソー向け売上が2022年6月期で20.6%を占めるなどトヨタ系サプライチェーンへの顧客集中があり、同グループの業績変動が影響を及ぼす可能性がある。また顧客による試験の内製化や競合の新規参入、優秀な人材の確保難なども継続的な留意点となる。
らぼ評価(5軸の根拠)
申込スケジュール
業績・財務ハイライト
(過去4期)
(改善)
公募価格・初値の推移
幹事団・配分シェア
株主構成
資金使途
ピア比較
過去類似IPO
セクター別IPOパフォーマンス
会社プロフィール
| 代表者 | 代表取締役社長 山口 友宏 |
|---|---|
| 本社所在地 | 大阪府堺市堺区三宝町四丁230番地 |
| 従業員数 | 223名 |
| 設立 | 1993年1月 |
| 決算月 | 6月期 |