事業概要
1. 事業内容
タカヨシは1970年創業で、2000年に農産物直売事業を開始した千葉県発の食のプラットフォーマーである。主力は全国100店超で展開する「わくわく広場」を通じたシェアショップ事業で、地域の農家や食品メーカーに自社設備投資の不要な販路を提供する。野菜・果実や弁当・惣菜、パン、加工食品などを取り扱い、約8割はショッピングモール内のテナント、残りは路面店として出店する。生産者が決めた価格に一定料率を掛けた仕入額で計上する消化仕入方式を採り、在庫リスクを負わない単一セグメント事業である。
2. 事業の特徴・強み
(1) 在庫リスクを負わないプラットフォーム型 生産者が自ら出品する委託販売スタイルで、店頭商品の大半は当社の棚卸資産とならず、代金預かりで資金が先行流入する構造を持つ。 (2) ローカルサプライチェーンの形成 地元生産者による供給網を漸次形成し、生産者増加と集客向上の好循環で店舗売上が逓増しやすい点が強みとなる。 (3) 低コストな店舗運営 値付けや陳列の一部を生産者が担い、特別な販売設備も不要なため、運営はシンプルかつローコストに保たれている。
3. 業績推移と成長要因
売上に相当する営業収益の基礎となる流通総額の拡大を成長指標とし、店舗数と登録生産者数の増加を重視する。利益面では2018年9月期は純利益が68百万円の赤字だったが、2019年9月期は純利益145百万円・営業利益226百万円へ回復し、2020年9月期は純利益284百万円・営業利益414百万円・経常利益392百万円へ伸長した。成長要因は積極的な新規出店による「場」の拡大と、登録生産者の継続開拓による「ユーザー」拡大で、未出店エリアへの展開も進める方針である。
4. リスクと投資家視点の注視ポイント
消化仕入方式のため出品商品に起因する食の安全問題が生じれば信用低下を招く恐れがある。主力の青果は気候変動や天災による市況変動の影響を受けやすく、類似する直売ビジネスとの競争も激しい。財務面では2021年9月期まで債務超過で、有利子負債残高が総資産の約58%と大きく、シンジケートローンの財務制限条項に抵触すれば一括返済を求められる可能性がある。出店スピードに人材確保が追いつかない場合は計画未達となる点にも留意が必要である。
らぼ評価(5軸の根拠)
申込スケジュール
業績・財務ハイライト
| 決算期 | 2016-09 | 2017-09 | 2018-09 | 2019-09 | 2020-09 |
|---|---|---|---|---|---|
| 営業利益(百万円) | — | — | — | 226 | 414 |
| 純利益(百万円) | -1,614 | 50 | -68 | 145 | 284 |
公募価格・初値の推移
幹事団・配分シェア
株主構成
資金使途(IPOで調達する資金の使い道)
ピア比較
過去類似IPO
セクター別の最近のIPOパフォーマンス
会社プロフィール
| 代表者 | 代表取締役社長 髙品 政明 |
|---|---|
| 本社所在地 | 千葉県千葉市美浜区中瀬一丁目3番地 |
| 従業員数 | 91名 |
| 設立 | 1970年12月 |
| 決算月 | 9月期 |
タカヨシ
事業概要
タカヨシは1970年創業で、2000年に農産物直売事業を開始した千葉県発の食のプラットフォーマーである。主力は全国100店超で展開する「わくわく広場」を通じたシェアショップ事業で、地域の農家や食品メーカーに自社設備投資の不要な販路を提供する。野菜・果実や弁当・惣菜、パン、加工食品などを取り扱い、約8割はショッピングモール内のテナント、残りは路面店として出店する。生産者が決めた価格に一定料率を掛けた仕入額で計上する消化仕入方式を採り、在庫リスクを負わない単一セグメント事業である。
(1) 在庫リスクを負わないプラットフォーム型 生産者が自ら出品する委託販売スタイルで、店頭商品の大半は当社の棚卸資産とならず、代金預かりで資金が先行流入する構造を持つ。 (2) ローカルサプライチェーンの形成 地元生産者による供給網を漸次形成し、生産者増加と集客向上の好循環で店舗売上が逓増しやすい点が強みとなる。 (3) 低コストな店舗運営 値付けや陳列の一部を生産者が担い、特別な販売設備も不要なため、運営はシンプルかつローコストに保たれている。
売上に相当する営業収益の基礎となる流通総額の拡大を成長指標とし、店舗数と登録生産者数の増加を重視する。利益面では2018年9月期は純利益が68百万円の赤字だったが、2019年9月期は純利益145百万円・営業利益226百万円へ回復し、2020年9月期は純利益284百万円・営業利益414百万円・経常利益392百万円へ伸長した。成長要因は積極的な新規出店による「場」の拡大と、登録生産者の継続開拓による「ユーザー」拡大で、未出店エリアへの展開も進める方針である。
消化仕入方式のため出品商品に起因する食の安全問題が生じれば信用低下を招く恐れがある。主力の青果は気候変動や天災による市況変動の影響を受けやすく、類似する直売ビジネスとの競争も激しい。財務面では2021年9月期まで債務超過で、有利子負債残高が総資産の約58%と大きく、シンジケートローンの財務制限条項に抵触すれば一括返済を求められる可能性がある。出店スピードに人材確保が追いつかない場合は計画未達となる点にも留意が必要である。
らぼ評価(5軸の根拠)
申込スケジュール
業績・財務ハイライト
(過去4期)
(改善)
公募価格・初値の推移
幹事団・配分シェア
株主構成
資金使途
ピア比較
過去類似IPO
セクター別IPOパフォーマンス
会社プロフィール
| 代表者 | 代表取締役社長 髙品 政明 |
|---|---|
| 本社所在地 | 千葉県千葉市美浜区中瀬一丁目3番地 |
| 従業員数 | 91名 |
| 設立 | 1970年12月 |
| 決算月 | 9月期 |