スマサポ
事業概要
1. 事業内容
スマサポは2016年に現体制へ移行し不動産管理会社向けソリューション提供事業を展開する企業である。前身は関西の不動産管理会社の経営企画部門で、業界共通の課題解決を目指し独立した。主力は新規入居者へ電話でお礼やアンケート、各種ライフライン案内を代行する入居者満足度調査サービスのスマサポサンキューコールで、取次手数料を収益源とする。加えて管理会社と入居者の連絡をデジタル化する入居者アプリtotono、内覧の鍵管理を効率化するSKB、家賃保証のsumai保証などを月額や利用料で提供している。
2. 事業の特徴・強み
(1) 不動産管理業界への特化 IT化が遅れた約3.2万社の不動産管理会社に特化し、業務改善と新たな収益機会を同時に提供する独自の立ち位置を築いている点が強みである。 (2) 取次とアプリの二層収益 サンキューコールの取次手数料に、totonoの初期導入料と毎月の利用料が重なる構造で、継続課金型の収益基盤を育てつつある点も評価できる。 (3) 複数ソリューションの束ね 鍵管理や家賃保証まで管理会社の課題を面で押さえ、単発のサービス提供にとどまらない関係構築を進めている。
3. 業績推移と成長要因
売上高は2018年9月期の約8.5億円から2019年9月期約14.4億円、2020年9月期約18.6億円、2021年9月期約20.3億円へと拡大基調にある。直近の前期比は約9%増にとどまり、伸びはやや鈍化した。利益面では2020年9月期に営業利益約1.9億円・純利益約1.5億円を計上した一方、2021年9月期は営業利益が約0.7億円の赤字へ転落した。成長の主因はサンキューコールの契約管理会社数の積み上げと、totonoの管理世帯数拡大による収益基盤の拡張に置かれている。
4. リスクと投資家視点の注視ポイント
主力サービスは不動産管理会社を起点とするため、不動産市況の冷え込みで新規入居者が減れば情報提供数が落ち込み、業績に影響しうる点に留意したい。商材取次は外部委託先を通じた手数料に依存し、取引条件の変更が収益を左右する余地がある。家賃保証では代位弁済後の求償債権を全額回収できない可能性も残る。加えて資本力のある同業や他業種の参入による競争激化、システム障害といった事業上のリスクも抱えており、これらの動向は慎重に見極めたい。
らぼ評価(5軸の根拠)
申込スケジュール
業績・財務ハイライト
| 決算期 | 2017-09 | 2018-09 | 2019-09 | 2020-09 | 2021-09 |
|---|---|---|---|---|---|
| 売上高(百万円) | 79 | 847 | 1,438 | 1,860 | 2,029 |
| 営業利益(百万円) | — | — | — | 190 | -70 |
| 純利益(百万円) | -117 | -83 | 112 | 152 | -50 |
公募価格・初値の推移
幹事団・配分シェア
株主構成
資金使途(IPOで調達する資金の使い道)
ピア比較
過去類似IPO
セクター別の最近のIPOパフォーマンス
会社プロフィール
| 代表者 | 代表取締役社長 小田 慎三 |
|---|---|
| 本社所在地 | 東京都中央区日本橋三丁目6番2号 |
| 従業員数 | 63名 |
| 設立 | 2011年12月 |
| 決算月 | 9月期 |
スマサポ
事業概要
スマサポは2016年に現体制へ移行し不動産管理会社向けソリューション提供事業を展開する企業である。前身は関西の不動産管理会社の経営企画部門で、業界共通の課題解決を目指し独立した。主力は新規入居者へ電話でお礼やアンケート、各種ライフライン案内を代行する入居者満足度調査サービスのスマサポサンキューコールで、取次手数料を収益源とする。加えて管理会社と入居者の連絡をデジタル化する入居者アプリtotono、内覧の鍵管理を効率化するSKB、家賃保証のsumai保証などを月額や利用料で提供している。
(1) 不動産管理業界への特化 IT化が遅れた約3.2万社の不動産管理会社に特化し、業務改善と新たな収益機会を同時に提供する独自の立ち位置を築いている点が強みである。 (2) 取次とアプリの二層収益 サンキューコールの取次手数料に、totonoの初期導入料と毎月の利用料が重なる構造で、継続課金型の収益基盤を育てつつある点も評価できる。 (3) 複数ソリューションの束ね 鍵管理や家賃保証まで管理会社の課題を面で押さえ、単発のサービス提供にとどまらない関係構築を進めている。
売上高は2018年9月期の約8.5億円から2019年9月期約14.4億円、2020年9月期約18.6億円、2021年9月期約20.3億円へと拡大基調にある。直近の前期比は約9%増にとどまり、伸びはやや鈍化した。利益面では2020年9月期に営業利益約1.9億円・純利益約1.5億円を計上した一方、2021年9月期は営業利益が約0.7億円の赤字へ転落した。成長の主因はサンキューコールの契約管理会社数の積み上げと、totonoの管理世帯数拡大による収益基盤の拡張に置かれている。
主力サービスは不動産管理会社を起点とするため、不動産市況の冷え込みで新規入居者が減れば情報提供数が落ち込み、業績に影響しうる点に留意したい。商材取次は外部委託先を通じた手数料に依存し、取引条件の変更が収益を左右する余地がある。家賃保証では代位弁済後の求償債権を全額回収できない可能性も残る。加えて資本力のある同業や他業種の参入による競争激化、システム障害といった事業上のリスクも抱えており、これらの動向は慎重に見極めたい。
らぼ評価(5軸の根拠)
申込スケジュール
業績・財務ハイライト
(過去4期)
(改善)
公募価格・初値の推移
幹事団・配分シェア
株主構成
資金使途
ピア比較
過去類似IPO
セクター別IPOパフォーマンス
会社プロフィール
| 代表者 | 代表取締役社長 小田 慎三 |
|---|---|
| 本社所在地 | 東京都中央区日本橋三丁目6番2号 |
| 従業員数 | 63名 |
| 設立 | 2011年12月 |
| 決算月 | 9月期 |