マイクロアド
事業概要
1. 事業内容
マイクロアドは2007年設立で、データとテクノロジーでマーケティングを変革することを掲げるデータプラットフォーム事業者である。主力はデータソリューションサービスで、消費行動データを集約する基盤とAIを活用した広告配信基盤を組み合わせたUNIVERSEを軸に据える。提供形態は業界業種ごとにプロダクト化したサービスで、RTBによる運用型ディスプレイ広告として顧客企業へ配信する。2021年9月期時点で211社の外部データを集約し、17業種へプロダクトを展開している。
2. 事業の特徴・強み
(1) 収穫逓増型のモデル データプロダクトUNIVERSEは売上総利益率約40%と高く、人手に依存しない収益構造を備える点が強みである。 (2) データ基盤の蓄積 211社の外部データを集約し独自AIで分析する基盤を持ち、業界業種特化のプロダクト群で一定の差別化を実現している。 (3) 取引基盤の広がり 389社の広告代理店経由で2,017アカウントを開設し、特定業種への依存が小さい分散した取引基盤を築いている。
3. 業績推移と成長要因
連結売上高は2020年9月期の109.18億円から2021年9月期は116.71億円へ前期比約7%増と緩やかに伸びた。営業利益は2020年9月期254百万円から2021年9月期186百万円へやや縮小し、純利益は43百万円から39百万円の損失へ転じた。利益率は依然薄い水準にある。成長の主因は高採算なデータプロダクトUNIVERSEへの注力で、データプロダクトの売上総利益構成比は52%まで拡大しており、今後も同領域の投資が鍵となる。
4. リスクと投資家視点の注視ポイント
インターネット広告市場は景気動向の影響を受けやすく、広告主の予算削減が業績に響く可能性がある。Cookieなどのデータ利活用は個人情報保護法やOS・ブラウザのプライバシー保護機能の動向に左右されやすい。広告主の決算月に売上が集中する季節変動もあり、月次業績が振れやすい。加えて単体では先行投資により債務超過の状態にあり、想定通りに売上が伸びない場合は財務面への影響が残る点に留意したい。
らぼ評価(5軸の根拠)
申込スケジュール
業績・財務ハイライト
| 決算期 | 2020-09 | 2021-09 |
|---|---|---|
| 売上高(百万円) | 10,918 | 11,671 |
| 営業利益(百万円) | 254 | 186 |
| 純利益(百万円) | 43 | -39 |
公募価格・初値の推移
幹事団・配分シェア
株主構成
資金使途(IPOで調達する資金の使い道)
ピア比較
過去類似IPO
セクター別の最近のIPOパフォーマンス
会社プロフィール
| 代表者 | 代表取締役社長 渡辺 健太郎 |
|---|---|
| 本社所在地 | 東京都渋谷区桜丘町20番1号 |
| 従業員数 | 362名 |
| 設立 | 2007年7月 |
| 決算月 | 9月期 |
マイクロアド
事業概要
マイクロアドは2007年設立で、データとテクノロジーでマーケティングを変革することを掲げるデータプラットフォーム事業者である。主力はデータソリューションサービスで、消費行動データを集約する基盤とAIを活用した広告配信基盤を組み合わせたUNIVERSEを軸に据える。提供形態は業界業種ごとにプロダクト化したサービスで、RTBによる運用型ディスプレイ広告として顧客企業へ配信する。2021年9月期時点で211社の外部データを集約し、17業種へプロダクトを展開している。
(1) 収穫逓増型のモデル データプロダクトUNIVERSEは売上総利益率約40%と高く、人手に依存しない収益構造を備える点が強みである。 (2) データ基盤の蓄積 211社の外部データを集約し独自AIで分析する基盤を持ち、業界業種特化のプロダクト群で一定の差別化を実現している。 (3) 取引基盤の広がり 389社の広告代理店経由で2,017アカウントを開設し、特定業種への依存が小さい分散した取引基盤を築いている。
連結売上高は2020年9月期の109.18億円から2021年9月期は116.71億円へ前期比約7%増と緩やかに伸びた。営業利益は2020年9月期254百万円から2021年9月期186百万円へやや縮小し、純利益は43百万円から39百万円の損失へ転じた。利益率は依然薄い水準にある。成長の主因は高採算なデータプロダクトUNIVERSEへの注力で、データプロダクトの売上総利益構成比は52%まで拡大しており、今後も同領域の投資が鍵となる。
インターネット広告市場は景気動向の影響を受けやすく、広告主の予算削減が業績に響く可能性がある。Cookieなどのデータ利活用は個人情報保護法やOS・ブラウザのプライバシー保護機能の動向に左右されやすい。広告主の決算月に売上が集中する季節変動もあり、月次業績が振れやすい。加えて単体では先行投資により債務超過の状態にあり、想定通りに売上が伸びない場合は財務面への影響が残る点に留意したい。
らぼ評価(5軸の根拠)
申込スケジュール
業績・財務ハイライト
(過去1期)
(改善)
公募価格・初値の推移
幹事団・配分シェア
株主構成
資金使途
ピア比較
過去類似IPO
セクター別IPOパフォーマンス
会社プロフィール
| 代表者 | 代表取締役社長 渡辺 健太郎 |
|---|---|
| 本社所在地 | 東京都渋谷区桜丘町20番1号 |
| 従業員数 | 362名 |
| 設立 | 2007年7月 |
| 決算月 | 9月期 |