AeroEdge
事業概要
1. 事業内容
AeroEdgeは2015年に栃木県足利市で設立された航空機エンジン部品メーカー。主力は仏Airbus社A320neoや米Boeing社737MAXに採用されるLEAPエンジン向けのチタンアルミ製低圧タービンブレードで、世界で2社のみが量産供給する。仏SAFRAN社と長期の購買契約を結び、必要量の35%を一定価格で供給する形態を採る。材料は無償支給で、難削材の量産加工技術と特殊工程認証を強みに、航空機部品の量産事業を国内拠点から展開している。
2. 事業の特徴・強み
(1) 世界2社のみの供給 チタンアルミブレードの量産はグローバルで2社に限られ、特殊工程認証や難削材加工の技術蓄積が高い参入障壁を形成している。 (2) 長期契約と需要の見通し 仏SAFRAN社と必要量35%を一定価格で供給する長期契約を結び、航空機特有の長いリードタイムから需要を中長期で見通しやすい。 (3) 利益が出やすい収支構造 増産対応の設備が一巡し材料も無償支給のため変動費が低く、売上拡大局面で利益率が改善しやすい体質を備える。
3. 業績推移と成長要因
売上高は2021年6月期の848百万円から2022年6月期は1,965百万円へと前期比約132%増と急回復した。営業損益は同期間に845百万円の損失から124百万円の損失へ縮小し、純利益は766百万円の損失から7百万円の黒字へ転換した。航空需要の回復に伴うLEAPエンジン増産と、トヨタ生産方式に基づく原価低減が利益改善を後押しした。今後は新規航空機部品やAM技術を用いた案件拡大が成長要因となる。
4. リスクと投資家視点の注視ポイント
売上の92.9%を仏SAFRAN社向けチタンアルミブレードが占め、特定顧客・特定製品への依存度が高い点が最大の留意点となる。契約は更新が自動ではなく、市況や競合状況によりマーケットシェアが減少する可能性がある。原材料は仏SAFRAN社からの無償供給に依存し供給遅延が生じうるほか、米ドル建て取引による為替変動、栃木県の単一生産拠点という地理的集中もリスクとして意識しておきたい。
らぼ評価(5軸の根拠)
申込スケジュール
業績・財務ハイライト
| 決算期 | 2018-06 | 2019-06 | 2020-06 | 2021-06 | 2022-06 |
|---|---|---|---|---|---|
| 売上高(百万円) | 1,552 | 2,595 | 2,113 | 848 | 1,965 |
| 営業利益(百万円) | — | — | — | -845 | -124 |
| 純利益(百万円) | -350 | -561 | -463 | -766 | 7 |
公募価格・初値の推移
幹事団・配分シェア
株主構成
資金使途(IPOで調達する資金の使い道)
ピア比較
過去類似IPO
セクター別の最近のIPOパフォーマンス
会社プロフィール
| 代表者 | 代表取締役社長 兼 執行役員CEO 森西 淳 |
|---|---|
| 本社所在地 | 栃木県足利市寺岡町482番地6 |
| 従業員数 | 85名 |
| 設立 | 2015年9月 |
| 決算月 | 6月期 |
AeroEdge
事業概要
AeroEdgeは2015年に栃木県足利市で設立された航空機エンジン部品メーカー。主力は仏Airbus社A320neoや米Boeing社737MAXに採用されるLEAPエンジン向けのチタンアルミ製低圧タービンブレードで、世界で2社のみが量産供給する。仏SAFRAN社と長期の購買契約を結び、必要量の35%を一定価格で供給する形態を採る。材料は無償支給で、難削材の量産加工技術と特殊工程認証を強みに、航空機部品の量産事業を国内拠点から展開している。
(1) 世界2社のみの供給 チタンアルミブレードの量産はグローバルで2社に限られ、特殊工程認証や難削材加工の技術蓄積が高い参入障壁を形成している。 (2) 長期契約と需要の見通し 仏SAFRAN社と必要量35%を一定価格で供給する長期契約を結び、航空機特有の長いリードタイムから需要を中長期で見通しやすい。 (3) 利益が出やすい収支構造 増産対応の設備が一巡し材料も無償支給のため変動費が低く、売上拡大局面で利益率が改善しやすい体質を備える。
売上高は2021年6月期の848百万円から2022年6月期は1,965百万円へと前期比約132%増と急回復した。営業損益は同期間に845百万円の損失から124百万円の損失へ縮小し、純利益は766百万円の損失から7百万円の黒字へ転換した。航空需要の回復に伴うLEAPエンジン増産と、トヨタ生産方式に基づく原価低減が利益改善を後押しした。今後は新規航空機部品やAM技術を用いた案件拡大が成長要因となる。
売上の92.9%を仏SAFRAN社向けチタンアルミブレードが占め、特定顧客・特定製品への依存度が高い点が最大の留意点となる。契約は更新が自動ではなく、市況や競合状況によりマーケットシェアが減少する可能性がある。原材料は仏SAFRAN社からの無償供給に依存し供給遅延が生じうるほか、米ドル建て取引による為替変動、栃木県の単一生産拠点という地理的集中もリスクとして意識しておきたい。
らぼ評価(5軸の根拠)
申込スケジュール
業績・財務ハイライト
(過去4期)
(改善)
公募価格・初値の推移
幹事団・配分シェア
株主構成
資金使途
ピア比較
過去類似IPO
セクター別IPOパフォーマンス
会社プロフィール
| 代表者 | 代表取締役社長 兼 執行役員CEO 森西 淳 |
|---|---|
| 本社所在地 | 栃木県足利市寺岡町482番地6 |
| 従業員数 | 85名 |
| 設立 | 2015年9月 |
| 決算月 | 6月期 |