CINC
事業概要
1. 事業内容
CINCは2014年4月設立のデジタルマーケティング企業で、ビッグデータとAI・機械学習を用いて顧客のマーケティング課題をデータドリブンに解決する。主力は調査・分析ツール「Keywordmap」シリーズを月額制で提供するソリューション事業と、同シリーズを活用してDX支援を行うアナリティクス事業の2本柱である。独自クローラーやデータプロバイダー経由で取得したビッグデータを自然言語処理や統計解析で加工し、検索・SNSマーケティングの調査分析を支援する。ツールとコンサルが相互に知見を還元するシナジー構造を持つ。
2. 事業の特徴・強み
(1) 独自データ基盤 約2,800万件超の日本語キーワードDBと自社クローラーで、競合が扱いにくいデータを蓄積し分析精度の高さに繋げている。 (2) ストック収益の両輪 Keywordmapの月額サブスクと分析コンサルが連携し、継続課金とアップセルで安定的な収益拡大を狙える構造を持つ。 (3) 人材育成の効率化 ツール活用で未経験者の早期戦力化を実現し、コンサル事業に生じがちな育成遅延を回避している点が強みである。
3. 業績推移と成長要因
売上高は2019年10月期764百万円から2020年10月期934百万円へと約22%増加し、サブスク収益の積み上げで安定成長を続けている。一方で2020年10月期の営業利益は42百万円、純利益は11百万円と前期から減益となり、人材採用や開発体制の強化に伴う先行投資が利益を圧迫した。今後はソリューション事業の新機能開発による契約件数とアップセルでの単価引き上げ、アナリティクス事業の顧客基盤拡大が成長の柱となる。
4. リスクと投資家視点の注視ポイント
事業はデジタルマーケティング市場の動向に左右され、顧客のコスト削減局面では売上が減少する可能性がある。新興企業の参入も多く競合環境は厳しい。また検索エンジンのアルゴリズム変更への対応遅れがサービス品質に影響しうるほか、SNSデータをNTTデータ社から購入しており同社との契約継続が事業の前提となる。創業者2名への依存度が高い点や、ビッグデータ利用規制の強化も留意すべきリスク要因である。
らぼ評価(5軸の根拠)
申込スケジュール
業績・財務ハイライト
| 決算期 | 2017-03 | 2018-03 | 2018-10 | 2019-10 | 2020-10 |
|---|---|---|---|---|---|
| 売上高(百万円) | 232 | 406 | 337 | 764 | 934 |
| 営業利益(百万円) | — | — | — | 82 | 42 |
| 純利益(百万円) | 49 | 56 | 26 | 74 | 11 |
公募価格・初値の推移
幹事団・配分シェア
株主構成
資金使途(IPOで調達する資金の使い道)
ピア比較
過去類似IPO
セクター別の最近のIPOパフォーマンス
会社プロフィール
| 代表者 | 代表取締役社長 石松 友典 |
|---|---|
| 本社所在地 | 東京都港区赤坂一丁目9番13号 |
| 従業員数 | 87名 |
| 設立 | 2014年4月 |
| 決算月 | 10月期 |
CINC
事業概要
CINCは2014年4月設立のデジタルマーケティング企業で、ビッグデータとAI・機械学習を用いて顧客のマーケティング課題をデータドリブンに解決する。主力は調査・分析ツール「Keywordmap」シリーズを月額制で提供するソリューション事業と、同シリーズを活用してDX支援を行うアナリティクス事業の2本柱である。独自クローラーやデータプロバイダー経由で取得したビッグデータを自然言語処理や統計解析で加工し、検索・SNSマーケティングの調査分析を支援する。ツールとコンサルが相互に知見を還元するシナジー構造を持つ。
(1) 独自データ基盤 約2,800万件超の日本語キーワードDBと自社クローラーで、競合が扱いにくいデータを蓄積し分析精度の高さに繋げている。 (2) ストック収益の両輪 Keywordmapの月額サブスクと分析コンサルが連携し、継続課金とアップセルで安定的な収益拡大を狙える構造を持つ。 (3) 人材育成の効率化 ツール活用で未経験者の早期戦力化を実現し、コンサル事業に生じがちな育成遅延を回避している点が強みである。
売上高は2019年10月期764百万円から2020年10月期934百万円へと約22%増加し、サブスク収益の積み上げで安定成長を続けている。一方で2020年10月期の営業利益は42百万円、純利益は11百万円と前期から減益となり、人材採用や開発体制の強化に伴う先行投資が利益を圧迫した。今後はソリューション事業の新機能開発による契約件数とアップセルでの単価引き上げ、アナリティクス事業の顧客基盤拡大が成長の柱となる。
事業はデジタルマーケティング市場の動向に左右され、顧客のコスト削減局面では売上が減少する可能性がある。新興企業の参入も多く競合環境は厳しい。また検索エンジンのアルゴリズム変更への対応遅れがサービス品質に影響しうるほか、SNSデータをNTTデータ社から購入しており同社との契約継続が事業の前提となる。創業者2名への依存度が高い点や、ビッグデータ利用規制の強化も留意すべきリスク要因である。
らぼ評価(5軸の根拠)
申込スケジュール
業績・財務ハイライト
(過去4期)
(改善)
公募価格・初値の推移
幹事団・配分シェア
株主構成
資金使途
ピア比較
過去類似IPO
セクター別IPOパフォーマンス
会社プロフィール
| 代表者 | 代表取締役社長 石松 友典 |
|---|---|
| 本社所在地 | 東京都港区赤坂一丁目9番13号 |
| 従業員数 | 87名 |
| 設立 | 2014年4月 |
| 決算月 | 10月期 |