事業概要
1. 事業内容
eWeLLは2012年6月に設立され、在宅療養を支える訪問看護ステーション向けの業務支援を手掛ける。主力は訪問看護専用電子カルテ「iBow」で、記録作成やレセプト、勤怠管理をクラウドで提供する。料金は月額基本料金と訪問件数連動の従量課金を組み合わせたサブスクリプション型で、顧客の訪問件数増加が自社収益に直結する設計。紙カルテ中心だった業界にICTを持ち込み、看護師の業務効率化とデータ蓄積を進めている。2021年12月期はiBowが売上の約9割を占めた。
2. 事業の特徴・強み
(1) 高い継続性のサブスク基盤 月額基本料金と従量課金を組み合わせ、2021年12月期の月次平均解約率は0.09%と低位で、収益の積み上がりが続きやすい構造を備えている。 (2) 現場目線の専用設計 訪問看護に特化しUI/UXを磨き、制度改正対応やカスタマーサポートまで自社で担うことで、利用者の支持と一定の競争優位を確保している。 (3) 高水準の採算性 2021年12月期の営業利益率は約33.7%に達し、開発の外部活用と運用効率化により高い収益性を実現している。
3. 業績推移と成長要因
売上高は2019年12月期530百万円、2020年12月期791百万円、2021年12月期1,193百万円と推移し、直近は前期比約51%増と高い伸びを示した。営業利益も2020年12月期202百万円から2021年12月期402百万円へほぼ倍増し、純利益は340百万円へ拡大した。稼働ステーション数とシェアの拡大、解約率の低位維持、顧客単価向上の循環が成長を支える。事務管理代行など第2・第3の事業育成も今後の伸びしろとなる。
4. リスクと投資家視点の注視ポイント
全売上が訪問看護業界向けに集中し、医療・介護保険制度の改正動向に業績が左右されやすい点に留意したい。主力iBowが売上の大部分を占めるため、顧客ニーズとの乖離や競合の参入が業績に影響する可能性がある。開発の外部委託先への依存やシステム障害のリスクもある。新規事業が想定通り立ち上がらない場合は投資回収が遅れる懸念もあり、これらは事業環境次第で業績に影響を与え得る。
らぼ評価(5軸の根拠)
申込スケジュール
業績・財務ハイライト
| 決算期 | 2017-12 | 2018-12 | 2019-12 | 2020-12 | 2021-12 |
|---|---|---|---|---|---|
| 売上高(百万円) | 128 | 300 | 530 | 791 | 1,193 |
| 営業利益(百万円) | — | — | — | 202 | 402 |
| 純利益(百万円) | -175 | -83 | -15 | 185 | 340 |
公募価格・初値の推移
幹事団・配分シェア
株主構成
資金使途(IPOで調達する資金の使い道)
ピア比較
過去類似IPO
セクター別の最近のIPOパフォーマンス
会社プロフィール
| 代表者 | 代表取締役社長 中野 剛人 |
|---|---|
| 本社所在地 | 大阪市中央区備後町三丁目3番3号 |
| 従業員数 | 64名 |
| 設立 | 2012年6月 |
| 決算月 | 12月期 |
eWeLL
事業概要
eWeLLは2012年6月に設立され、在宅療養を支える訪問看護ステーション向けの業務支援を手掛ける。主力は訪問看護専用電子カルテ「iBow」で、記録作成やレセプト、勤怠管理をクラウドで提供する。料金は月額基本料金と訪問件数連動の従量課金を組み合わせたサブスクリプション型で、顧客の訪問件数増加が自社収益に直結する設計。紙カルテ中心だった業界にICTを持ち込み、看護師の業務効率化とデータ蓄積を進めている。2021年12月期はiBowが売上の約9割を占めた。
(1) 高い継続性のサブスク基盤 月額基本料金と従量課金を組み合わせ、2021年12月期の月次平均解約率は0.09%と低位で、収益の積み上がりが続きやすい構造を備えている。 (2) 現場目線の専用設計 訪問看護に特化しUI/UXを磨き、制度改正対応やカスタマーサポートまで自社で担うことで、利用者の支持と一定の競争優位を確保している。 (3) 高水準の採算性 2021年12月期の営業利益率は約33.7%に達し、開発の外部活用と運用効率化により高い収益性を実現している。
売上高は2019年12月期530百万円、2020年12月期791百万円、2021年12月期1,193百万円と推移し、直近は前期比約51%増と高い伸びを示した。営業利益も2020年12月期202百万円から2021年12月期402百万円へほぼ倍増し、純利益は340百万円へ拡大した。稼働ステーション数とシェアの拡大、解約率の低位維持、顧客単価向上の循環が成長を支える。事務管理代行など第2・第3の事業育成も今後の伸びしろとなる。
全売上が訪問看護業界向けに集中し、医療・介護保険制度の改正動向に業績が左右されやすい点に留意したい。主力iBowが売上の大部分を占めるため、顧客ニーズとの乖離や競合の参入が業績に影響する可能性がある。開発の外部委託先への依存やシステム障害のリスクもある。新規事業が想定通り立ち上がらない場合は投資回収が遅れる懸念もあり、これらは事業環境次第で業績に影響を与え得る。
らぼ評価(5軸の根拠)
申込スケジュール
業績・財務ハイライト
(過去4期)
(改善)
公募価格・初値の推移
幹事団・配分シェア
株主構成
資金使途
ピア比較
過去類似IPO
セクター別IPOパフォーマンス
会社プロフィール
| 代表者 | 代表取締役社長 中野 剛人 |
|---|---|
| 本社所在地 | 大阪市中央区備後町三丁目3番3号 |
| 従業員数 | 64名 |
| 設立 | 2012年6月 |
| 決算月 | 12月期 |