Hmcomm
事業概要
1. 事業内容
Hmcommは2012年設立で、産総研技術移転ベンチャーの認定を契機に「音」へ着目したAIの研究開発を進めてきた。主力はコールセンター向けAI音声認識プロダクト「Voice Contact」で、通話のリアルタイム文字起こしや自動帳票入力などを提供する。加えてAI議事録「ZMEETING」や異音検知「FAST-D」を展開するAIプロダクト事業と、顧客課題を個別に解決するAIソリューション事業の二本柱で構成する。直接販売を軸に販売代理店も併用し、コールセンター事業者などへ導入実績を積み上げている。
2. 事業の特徴・強み
(1) 研究開発型プロセス 音の研究開発から製品化、運用保守までを自社内で一気通貫に回し、課題解決機能を継続的に標準プロダクトへ取り込む独自の循環を築いている。 (2) 顧客との信頼基盤 資本業務提携先との実証実験を通じて業界課題の理解を深め、競合が入りにくい長期の取引関係を構築している点を強みとする。 (3) 音特化のAI技術 音声認識に加え異音検知まで対応し、産総研由来の技術蓄積を背景に「音×AI」領域でのポジション確立を目指している。
3. 業績推移と成長要因
売上高は2021年12月期5.6億円、2022年12月期7.3億円、2023年12月期8.0億円と伸長し、過去の赤字から黒字基調へ転換した。一方で純利益は2022年12月期1.7億円から2023年12月期0.7億円へ減少し、営業利益も0.8億円前後で横ばいとなっている。成長の中心はコールセンター向け「Voice Contact」のシェア拡大と、異音検知やAIソリューションの横展開にある。2023年度は既存取引先との共創で49件の新規プロジェクトを積み上げており、事例の業界横展開を成長の起点に据えている。
4. リスクと投資家視点の注視ポイント
最大の留意点は販売先の集中で、上位5社が2023年12月期売上の65.1%を占める。とりわけ主要顧客であった株式会社FRACORA(売上割合41.4%)とは2024年12月期以降に取引が終了する見込みで、業績への影響が意識される。主力「Voice Contact」への依存度も高く、市場環境の変化が収益を左右しやすい。加えて自社で参入障壁が著しく高いとは言えないと認識しており、資金力のある大手の参入や価格競争の激化が相対的な優位性を低下させる可能性がある。
らぼ評価(5軸の根拠)
申込スケジュール
業績・財務ハイライト
| 決算期 | 2019-12 | 2020-12 | 2021-12 | 2022-12 | 2023-12 |
|---|---|---|---|---|---|
| 売上高(百万円) | 550 | 483 | 561 | 727 | 801 |
| 営業利益(百万円) | — | — | — | 88 | 83 |
| 純利益(百万円) | -137 | -213 | 72 | 170 | 70 |
公募価格・初値の推移
幹事団・配分シェア
株主構成
資金使途(IPOで調達する資金の使い道)
ピア比較
過去類似IPO
セクター別の最近のIPOパフォーマンス
会社プロフィール
| 代表者 | 代表取締役CEO 三本 幸司 |
|---|---|
| 本社所在地 | 東京都港区芝大門二丁目11番1号 |
| 従業員数 | 37名 |
| 設立 | 2012年7月 |
| 決算月 | 12月期 |
Hmcomm
事業概要
Hmcommは2012年設立で、産総研技術移転ベンチャーの認定を契機に「音」へ着目したAIの研究開発を進めてきた。主力はコールセンター向けAI音声認識プロダクト「Voice Contact」で、通話のリアルタイム文字起こしや自動帳票入力などを提供する。加えてAI議事録「ZMEETING」や異音検知「FAST-D」を展開するAIプロダクト事業と、顧客課題を個別に解決するAIソリューション事業の二本柱で構成する。直接販売を軸に販売代理店も併用し、コールセンター事業者などへ導入実績を積み上げている。
(1) 研究開発型プロセス 音の研究開発から製品化、運用保守までを自社内で一気通貫に回し、課題解決機能を継続的に標準プロダクトへ取り込む独自の循環を築いている。 (2) 顧客との信頼基盤 資本業務提携先との実証実験を通じて業界課題の理解を深め、競合が入りにくい長期の取引関係を構築している点を強みとする。 (3) 音特化のAI技術 音声認識に加え異音検知まで対応し、産総研由来の技術蓄積を背景に「音×AI」領域でのポジション確立を目指している。
売上高は2021年12月期5.6億円、2022年12月期7.3億円、2023年12月期8.0億円と伸長し、過去の赤字から黒字基調へ転換した。一方で純利益は2022年12月期1.7億円から2023年12月期0.7億円へ減少し、営業利益も0.8億円前後で横ばいとなっている。成長の中心はコールセンター向け「Voice Contact」のシェア拡大と、異音検知やAIソリューションの横展開にある。2023年度は既存取引先との共創で49件の新規プロジェクトを積み上げており、事例の業界横展開を成長の起点に据えている。
最大の留意点は販売先の集中で、上位5社が2023年12月期売上の65.1%を占める。とりわけ主要顧客であった株式会社FRACORA(売上割合41.4%)とは2024年12月期以降に取引が終了する見込みで、業績への影響が意識される。主力「Voice Contact」への依存度も高く、市場環境の変化が収益を左右しやすい。加えて自社で参入障壁が著しく高いとは言えないと認識しており、資金力のある大手の参入や価格競争の激化が相対的な優位性を低下させる可能性がある。
らぼ評価(5軸の根拠)
申込スケジュール
業績・財務ハイライト
(過去4期)
(改善)
公募価格・初値の推移
幹事団・配分シェア
株主構成
資金使途
ピア比較
過去類似IPO
セクター別IPOパフォーマンス
会社プロフィール
| 代表者 | 代表取締役CEO 三本 幸司 |
|---|---|
| 本社所在地 | 東京都港区芝大門二丁目11番1号 |
| 従業員数 | 37名 |
| 設立 | 2012年7月 |
| 決算月 | 12月期 |