イノバセル株式会社
事業概要
1. 事業内容
2021年設立の細胞治療・再生医療開発企業。世界各地の有望シーズを発掘して自社パイプラインに組み入れ、グローバルに開発・商業化する独自の「グローバルアグリゲーションモデル」を掲げる。中核はオーストリア子会社Innovacell GmbH発の自家骨格筋細胞技術で、患者自身の筋芽細胞を培養し損傷した筋組織へ注入して機能再生を図る。現在は失禁領域に注力し、切迫性便失禁向けICEF15は第Ⅲ相国際共同治験段階、腹圧性尿失禁向けICES13や漏出性便失禁向けICEF16の開発も進める。GMP準拠の自社製造施設を有する。承認後の商業機能は外部提携先へ委託する計画。
2. 事業の特徴・強み
(1) 独自のグローバルアグリゲーションモデル 世界中の有望シーズを発掘し、最適なビジネスモデルを構築して商業化する独自手法を持つ。日本企業として欧州の細胞治療技術を取り込んだ。 (2) GMP準拠の自社製造基盤 子会社が骨格筋細胞など多様な細胞製品の製造受託実績を持ち、2022年に域外初の特定細胞加工物製造認定を取得するなど品質管理力が高い。 (3) 開発先行の失禁パイプライン 中核ICEF15は第Ⅲ相国際共同治験段階にあり、複数の製薬企業と共同販売促進提携を交渉中。後続のICES13も欧州で後期第Ⅱ相を終えている。
3. 業績推移と成長要因
商業化前の臨床段階にあり、損益は研究開発の先行投資を反映する。連結営業損失は2023年12月期△1,862百万円、2024年12月期△1,873百万円とほぼ横ばいで推移し、当期純損失は同△2,002百万円から△2,392百万円へ拡大した。2024年12月期末の現預金は1,961百万円、財務活動によるキャッシュ・フローは+2,143百万円とベンチャーデット等で開発資金を確保している。今後の成長はICEF15の第Ⅲ相進捗と提携契約に伴う一時金・マイルストーン収入の獲得が鍵となる。
4. リスクと投資家視点の注視ポイント
創薬・再生医療ベンチャーに共通するリスクを抱える。中核ICEF15をはじめ主要パイプラインは開発途上であり、臨床試験の結果次第で承認時期や事業計画が変動する可能性がある。商業化前で収益基盤が確立しておらず、2024年12月期末は純資産が△1,956百万円の債務超過、有利子負債4,160百万円を抱え、追加の資金調達が必要となる局面も想定される。商業化は外部提携先への委託を前提とするため、提携交渉の進捗が業績を左右しうる。為替や各国の薬事規制の動向も不確実性要因となる。
らぼ評価(5軸の根拠)
申込スケジュール
業績・財務ハイライト
| 決算期 | 2023-12 | 2024-12 |
|---|---|---|
| 営業利益(百万円) | -1,862 | -1,873 |
| 純利益(百万円) | -2,002 | -2,392 |
公募価格・初値の推移
幹事団・配分シェア
株主構成
資金使途(IPOで調達する資金の使い道)
ピア比較
過去類似IPO
セクター別の最近のIPOパフォーマンス
会社プロフィール
| 代表者 | ノビック・コーリン/シーガー・ジェイソン |
|---|---|
| 本社所在地 | 東京都品川区上大崎三丁目5番11号 |
| 従業員数 | 48名 |
| 設立 | 2021年1月 |
| 決算月 | 12月期 |
イノバセル株式会社
事業概要
2021年設立の細胞治療・再生医療開発企業。世界各地の有望シーズを発掘して自社パイプラインに組み入れ、グローバルに開発・商業化する独自の「グローバルアグリゲーションモデル」を掲げる。中核はオーストリア子会社Innovacell GmbH発の自家骨格筋細胞技術で、患者自身の筋芽細胞を培養し損傷した筋組織へ注入して機能再生を図る。現在は失禁領域に注力し、切迫性便失禁向けICEF15は第Ⅲ相国際共同治験段階、腹圧性尿失禁向けICES13や漏出性便失禁向けICEF16の開発も進める。GMP準拠の自社製造施設を有する。承認後の商業機能は外部提携先へ委託する計画。
(1) 独自のグローバルアグリゲーションモデル 世界中の有望シーズを発掘し、最適なビジネスモデルを構築して商業化する独自手法を持つ。日本企業として欧州の細胞治療技術を取り込んだ。 (2) GMP準拠の自社製造基盤 子会社が骨格筋細胞など多様な細胞製品の製造受託実績を持ち、2022年に域外初の特定細胞加工物製造認定を取得するなど品質管理力が高い。 (3) 開発先行の失禁パイプライン 中核ICEF15は第Ⅲ相国際共同治験段階にあり、複数の製薬企業と共同販売促進提携を交渉中。後続のICES13も欧州で後期第Ⅱ相を終えている。
商業化前の臨床段階にあり、損益は研究開発の先行投資を反映する。連結営業損失は2023年12月期△1,862百万円、2024年12月期△1,873百万円とほぼ横ばいで推移し、当期純損失は同△2,002百万円から△2,392百万円へ拡大した。2024年12月期末の現預金は1,961百万円、財務活動によるキャッシュ・フローは+2,143百万円とベンチャーデット等で開発資金を確保している。今後の成長はICEF15の第Ⅲ相進捗と提携契約に伴う一時金・マイルストーン収入の獲得が鍵となる。
創薬・再生医療ベンチャーに共通するリスクを抱える。中核ICEF15をはじめ主要パイプラインは開発途上であり、臨床試験の結果次第で承認時期や事業計画が変動する可能性がある。商業化前で収益基盤が確立しておらず、2024年12月期末は純資産が△1,956百万円の債務超過、有利子負債4,160百万円を抱え、追加の資金調達が必要となる局面も想定される。商業化は外部提携先への委託を前提とするため、提携交渉の進捗が業績を左右しうる。為替や各国の薬事規制の動向も不確実性要因となる。
らぼ評価(5軸の根拠)
申込スケジュール
業績・財務ハイライト
(過去1期)
(改善)
公募価格・初値の推移
幹事団・配分シェア
株主構成
資金使途
ピア比較
過去類似IPO
セクター別IPOパフォーマンス
会社プロフィール
| 代表者 | ノビック・コーリン/シーガー・ジェイソン |
|---|---|
| 本社所在地 | 東京都品川区上大崎三丁目5番11号 |
| 従業員数 | 48名 |
| 設立 | 2021年1月 |
| 決算月 | 12月期 |