MabGenesis株式会社
事業概要
1. 事業内容
2019年設立。藤田医科大学・宮崎大学由来のファージディスプレイ抗体技術をもとに、イヌ・ネコ向けの抗体ライブラリーとモノクローナル抗体単離技術を自社で構築した創薬ベンチャー。従来取得が難しかった標的抗原に対する抗体を取得し、その開発・製造・販売権を製薬企業へ導出することで契約一時金・研究マイルストーン・ロイヤリティ等の収益を得る。自社プロジェクトと製薬企業との共同研究プロジェクトを両輪に、2026年8月末時点で19件のパイプラインを推進し、うち前臨床段階の4件をCeva社・Virbac社・日本曹達・共立製薬へ導出済み。
2. 事業の特徴・強み
(1) 独自の抗体ライブラリーと単離技術 イヌ・ネコのファージディスプレイ抗体ライブラリーと高効率な単離技術を自社で構築し、困難だった標的抗原への高機能抗体取得を可能にする。 (2) 導出型のリスク分散ビジネスモデル 非臨床試験以降の開発費は負担せず抗体の権利を製薬企業へ導出。契約一時金や研究マイルストーンで開発前から安定的に収益を得る。 (3) 19件の分散型パイプライン 単独数本に依存しがちな創薬ベンチャーと異なり2026年8月末で19件を保有。うち4件は大手動物薬企業へ導出済みで実績を伴う。
3. 業績推移と成長要因
売上高は—から3.38億円へと数期で大きく拡大した。純利益は長く赤字が続いたが、直近0.36億円へと黒字転換している。成長は製薬企業との共同研究に基づく契約一時金・研究マイルストーンの積み上げが牽引し、前臨床段階への進捗で導出・マイルストーン収益が増加した。会社は短期にはパイプライン拡充とマイルストーン達成、中長期にはパートナーによる製品化に伴うロイヤリティ獲得で収益拡大を見込む。
4. リスクと投資家視点の注視ポイント
創薬ベンチャーとして事業は新薬の研究開発の成否に大きく依存する。動物用医薬品はヒト用に比べ開発期間が短く費用も抑えられるが、有効性・安全性が確認されず開発の中止や遅延が生じる可能性は残る。共同研究が多く、進捗が提携先の方針に左右される点や、臨床開発候補品まで自社で完遂した実績がない点も不確実性となる。競合の抗体医薬開発が先行した場合や、想定どおり抗体医薬市場が拡大しない場合には、収益計画に影響が及ぶ可能性がある。
らぼ評価(5軸の根拠)
申込スケジュール
業績・財務ハイライト
| 決算期 | 2022-03 | 2023-03 | 2024-03 | 2025-03 | 2026-03 |
|---|---|---|---|---|---|
| 売上高(百万円) | — | 4 | 66 | 144 | 338 |
| 営業利益(百万円) | — | — | — | -116 | 36 |
| 純利益(百万円) | -118 | -120 | -148 | -104 | 36 |
公募価格・初値の推移
幹事団・配分シェア
株主構成
資金使途(IPOで調達する資金の使い道)
ピア比較
過去類似IPO
セクター別の最近のIPOパフォーマンス
会社プロフィール
| 代表者 | 代表取締役 新庄 勝浩 |
|---|---|
| 本社所在地 | 神奈川県横浜市港北区新横浜三丁目7番18号 |
| 従業員数 | 13名 |
| 設立 | 2019年6月 |
| 決算月 | 3月期 |
MabGenesis株式会社
事業概要
2019年設立。藤田医科大学・宮崎大学由来のファージディスプレイ抗体技術をもとに、イヌ・ネコ向けの抗体ライブラリーとモノクローナル抗体単離技術を自社で構築した創薬ベンチャー。従来取得が難しかった標的抗原に対する抗体を取得し、その開発・製造・販売権を製薬企業へ導出することで契約一時金・研究マイルストーン・ロイヤリティ等の収益を得る。自社プロジェクトと製薬企業との共同研究プロジェクトを両輪に、2026年8月末時点で19件のパイプラインを推進し、うち前臨床段階の4件をCeva社・Virbac社・日本曹達・共立製薬へ導出済み。
(1) 独自の抗体ライブラリーと単離技術 イヌ・ネコのファージディスプレイ抗体ライブラリーと高効率な単離技術を自社で構築し、困難だった標的抗原への高機能抗体取得を可能にする。 (2) 導出型のリスク分散ビジネスモデル 非臨床試験以降の開発費は負担せず抗体の権利を製薬企業へ導出。契約一時金や研究マイルストーンで開発前から安定的に収益を得る。 (3) 19件の分散型パイプライン 単独数本に依存しがちな創薬ベンチャーと異なり2026年8月末で19件を保有。うち4件は大手動物薬企業へ導出済みで実績を伴う。
売上高は—から3.38億円へと数期で大きく拡大した。純利益は長く赤字が続いたが、直近0.36億円へと黒字転換している。成長は製薬企業との共同研究に基づく契約一時金・研究マイルストーンの積み上げが牽引し、前臨床段階への進捗で導出・マイルストーン収益が増加した。会社は短期にはパイプライン拡充とマイルストーン達成、中長期にはパートナーによる製品化に伴うロイヤリティ獲得で収益拡大を見込む。
創薬ベンチャーとして事業は新薬の研究開発の成否に大きく依存する。動物用医薬品はヒト用に比べ開発期間が短く費用も抑えられるが、有効性・安全性が確認されず開発の中止や遅延が生じる可能性は残る。共同研究が多く、進捗が提携先の方針に左右される点や、臨床開発候補品まで自社で完遂した実績がない点も不確実性となる。競合の抗体医薬開発が先行した場合や、想定どおり抗体医薬市場が拡大しない場合には、収益計画に影響が及ぶ可能性がある。
らぼ評価(5軸の根拠)
申込スケジュール
業績・財務ハイライト
(過去4期)
(改善)
公募価格・初値の推移
幹事団・配分シェア
株主構成
資金使途
ピア比較
過去類似IPO
セクター別IPOパフォーマンス
会社プロフィール
| 代表者 | 代表取締役 新庄 勝浩 |
|---|---|
| 本社所在地 | 神奈川県横浜市港北区新横浜三丁目7番18号 |
| 従業員数 | 13名 |
| 設立 | 2019年6月 |
| 決算月 | 3月期 |