梅乃宿酒造株式会社
事業概要
1. 事業内容
1893年創業の奈良の酒蔵で、「新しい酒文化を創造する」を掲げ日本酒の製造販売から事業を始めた。日本酒消費の減少を背景に2001年に日本酒仕込みの梅酒へ進出し、果肉感を生かした「あらごしシリーズ」を主力ブランドへ育て上げた。現在は伝統の日本酒造りを軸としつつ、果実リキュールを販売の中心に据え、ジンなどのスピリッツや発酵食品も展開する。直営ECや顧客との共創企画を通じた新商品開発に力を入れ、海外市場の開拓も進める。2025年6月期の売上総利益率は約56%と業種平均を上回る収益性を確保している。
2. 事業の特徴・強み
(1) 高収益な日本酒リキュール事業 日本酒蔵として先駆的に梅酒や果実リキュールへ進出し、製造リードタイムの短さなどを背景に売上総利益率約56%と業種平均を上回る収益性を確保している。 (2) 主力ブランド「あらごしシリーズ」 果肉をふんだんに用いた独自製法のリキュールを主力に据え、SNSで話題の新商品や顧客との共創企画を通じて商品ラインアップを広げている。 (3) 品質評価と海外展開 日本酒は国際コンクールでの受賞歴を持ち、首脳会談の昼食会にも採用された品質を背景に、中華圏や北米を中心に海外市場の開拓を進めている。
3. 業績推移と成長要因
売上高は2021年6月期の1,818百万円から2025年6月期の2,685百万円へと4期で約48%増加し、年平均約10%で拡大してきた。もっとも2025年6月期は前期の2,699百万円からほぼ横ばいにとどまり、営業利益も前期の423百万円から317百万円へ減益となった。成長を牽引してきたのは主力の果実リキュールと直営ECで、顧客との共創による新商品開発や海外販売比率の上昇を成長要因に挙げている。日本酒造りで培った技術と高い収益性を基盤に、新商品開発と海外展開で事業拡大を図る方針を示している。
4. リスクと投資家視点の注視ポイント
主力の「あらごしシリーズ」は国内販売が中心で、飲酒人口の減少や消費者の嗜好変化の影響を受けやすい点に留意が必要とされる。果実や瓶などの原料・包材の調達が天候不順や供給制約に左右される可能性や、酒類製造を1拠点に集約していることに伴う自然災害・設備停止のリスクも挙げられている。加えて酒税法上の許認可や税率改正といった法的規制、忘年会シーズンに需要が偏る季節性も業績の変動要因として開示されている。海外市場の拡大に伴う地政学・規制面の不確実性も指摘される。
らぼ評価(5軸の根拠)
申込スケジュール
業績・財務ハイライト
| 決算期 | 2021-06 | 2022-06 | 2023-06 | 2024-06 | 2025-06 |
|---|---|---|---|---|---|
| 売上高(百万円) | 1,818 | 1,738 | 2,410 | 2,699 | 2,685 |
| 営業利益(百万円) | — | — | — | 423 | 317 |
| 純利益(百万円) | 297 | 213 | 219 | 317 | 242 |
公募価格・初値の推移
幹事団・配分シェア
株主構成
資金使途(IPOで調達する資金の使い道)
ピア比較
過去類似IPO
セクター別の最近のIPOパフォーマンス
会社プロフィール
| 代表者 | 代表取締役社長 吉田佳代 |
|---|---|
| 本社所在地 | 奈良県葛城市寺口27番地1 |
| 従業員数 | 71名 |
| 設立 | 1950年5月 |
| 決算月 | 6月期 |
梅乃宿酒造株式会社
事業概要
1893年創業の奈良の酒蔵で、「新しい酒文化を創造する」を掲げ日本酒の製造販売から事業を始めた。日本酒消費の減少を背景に2001年に日本酒仕込みの梅酒へ進出し、果肉感を生かした「あらごしシリーズ」を主力ブランドへ育て上げた。現在は伝統の日本酒造りを軸としつつ、果実リキュールを販売の中心に据え、ジンなどのスピリッツや発酵食品も展開する。直営ECや顧客との共創企画を通じた新商品開発に力を入れ、海外市場の開拓も進める。2025年6月期の売上総利益率は約56%と業種平均を上回る収益性を確保している。
(1) 高収益な日本酒リキュール事業 日本酒蔵として先駆的に梅酒や果実リキュールへ進出し、製造リードタイムの短さなどを背景に売上総利益率約56%と業種平均を上回る収益性を確保している。 (2) 主力ブランド「あらごしシリーズ」 果肉をふんだんに用いた独自製法のリキュールを主力に据え、SNSで話題の新商品や顧客との共創企画を通じて商品ラインアップを広げている。 (3) 品質評価と海外展開 日本酒は国際コンクールでの受賞歴を持ち、首脳会談の昼食会にも採用された品質を背景に、中華圏や北米を中心に海外市場の開拓を進めている。
売上高は2021年6月期の1,818百万円から2025年6月期の2,685百万円へと4期で約48%増加し、年平均約10%で拡大してきた。もっとも2025年6月期は前期の2,699百万円からほぼ横ばいにとどまり、営業利益も前期の423百万円から317百万円へ減益となった。成長を牽引してきたのは主力の果実リキュールと直営ECで、顧客との共創による新商品開発や海外販売比率の上昇を成長要因に挙げている。日本酒造りで培った技術と高い収益性を基盤に、新商品開発と海外展開で事業拡大を図る方針を示している。
主力の「あらごしシリーズ」は国内販売が中心で、飲酒人口の減少や消費者の嗜好変化の影響を受けやすい点に留意が必要とされる。果実や瓶などの原料・包材の調達が天候不順や供給制約に左右される可能性や、酒類製造を1拠点に集約していることに伴う自然災害・設備停止のリスクも挙げられている。加えて酒税法上の許認可や税率改正といった法的規制、忘年会シーズンに需要が偏る季節性も業績の変動要因として開示されている。海外市場の拡大に伴う地政学・規制面の不確実性も指摘される。
らぼ評価(5軸の根拠)
申込スケジュール
業績・財務ハイライト
(過去4期)
(改善)
公募価格・初値の推移
幹事団・配分シェア
株主構成
資金使途
ピア比較
過去類似IPO
セクター別IPOパフォーマンス
会社プロフィール
| 代表者 | 代表取締役社長 吉田佳代 |
|---|---|
| 本社所在地 | 奈良県葛城市寺口27番地1 |
| 従業員数 | 71名 |
| 設立 | 1950年5月 |
| 決算月 | 6月期 |