Veritas In Silico
事業概要
1. 事業内容
Veritas In Silicoは2016年設立で、メッセンジャーRNA(mRNA)を標的とする低分子医薬品の創出に取り組む創薬企業である。従来のタンパク質標的では狙えなかった疾患に対応しうる新しい創薬アプローチを掲げ、創業者由来のインシリコRNA構造解析技術を核とする独自プラットフォーム「ibVIS」を構築した。少数の自社パイプラインを持つ型ではなく、複数の製薬会社と共同で創薬研究を進めるプラットフォーム型を採用し、契約一時金や研究支援金を収益源とする。2023年には武田薬品との提携を皮切りに大手製薬とのパートナーシップ拡大を進めている。
2. 事業の特徴・強み
(1) 次世代の創薬アプローチ mRNA標的低分子創薬は従来手法で狙えなかった疾患に適用しうる新領域で、創薬標的の枯渇という業界課題の解決策として期待される。 (2) 独自の解析技術 創業者が長年開発したインシリコRNA構造解析技術を基盤にmRNA上のターゲット構造を探索でき、技術的な参入障壁を形成している。 (3) 提携を通じた収益分散 複数の製薬会社と契約一時金や研究支援金など多様な収益を獲得し、リスクを分散する事業設計を志向している。
3. 業績推移と成長要因
業績は2018年12月期の純損失178百万円から2020年12月期は298百万円へと損失が拡大し、その後2021年12月期は232百万円、2022年12月期は141百万円の純損失と推移している。研究開発先行の段階で営業損益も継続的に赤字であり、現時点で安定した利益基盤は確立していない。成長の鍵は武田薬品など大手製薬との共同創薬研究の拡大にあり、新規共同創薬研究契約の獲得数やマイルストーン収益を経営指標として掲げる。中期的にはパイプライン事業を併走するハイブリッド型への移行を計画する。
4. リスクと投資家視点の注視ポイント
医薬品の研究開発は長期かつ多額の投資を要し、有用な薬効を確認できない場合など成功確率が相対的に低い点が前提となる。同社はプラットフォーム型のため研究の進捗が提携先の方針に左右されやすく、リード化合物最適化までの創薬研究プロセスを完遂した実績がない点も挙げられる。共同創薬研究契約が解除・中断された場合や同業他社との競合激化、社歴の浅さなどが、事業や財政状態、経営成績に影響を及ぼす可能性がある。
らぼ評価(5軸の根拠)
申込スケジュール
業績・財務ハイライト
| 決算期 | 2018-12 | 2019-12 | 2020-12 | 2021-12 | 2022-12 |
|---|---|---|---|---|---|
| 営業利益(百万円) | — | — | — | -236 | -139 |
| 純利益(百万円) | -178 | -278 | -298 | -232 | -141 |
公募価格・初値の推移
幹事団・配分シェア
株主構成
資金使途(IPOで調達する資金の使い道)
ピア比較
過去類似IPO
セクター別の最近のIPOパフォーマンス
会社プロフィール
| 代表者 | 代表取締役社長 中村 慎吾 |
|---|---|
| 本社所在地 | 東京都品川区西五反田一丁目11番1号 |
| 従業員数 | 15名 |
| 設立 | 2016年11月 |
| 決算月 | 12月期 |
Veritas In Silico
事業概要
Veritas In Silicoは2016年設立で、メッセンジャーRNA(mRNA)を標的とする低分子医薬品の創出に取り組む創薬企業である。従来のタンパク質標的では狙えなかった疾患に対応しうる新しい創薬アプローチを掲げ、創業者由来のインシリコRNA構造解析技術を核とする独自プラットフォーム「ibVIS」を構築した。少数の自社パイプラインを持つ型ではなく、複数の製薬会社と共同で創薬研究を進めるプラットフォーム型を採用し、契約一時金や研究支援金を収益源とする。2023年には武田薬品との提携を皮切りに大手製薬とのパートナーシップ拡大を進めている。
(1) 次世代の創薬アプローチ mRNA標的低分子創薬は従来手法で狙えなかった疾患に適用しうる新領域で、創薬標的の枯渇という業界課題の解決策として期待される。 (2) 独自の解析技術 創業者が長年開発したインシリコRNA構造解析技術を基盤にmRNA上のターゲット構造を探索でき、技術的な参入障壁を形成している。 (3) 提携を通じた収益分散 複数の製薬会社と契約一時金や研究支援金など多様な収益を獲得し、リスクを分散する事業設計を志向している。
業績は2018年12月期の純損失178百万円から2020年12月期は298百万円へと損失が拡大し、その後2021年12月期は232百万円、2022年12月期は141百万円の純損失と推移している。研究開発先行の段階で営業損益も継続的に赤字であり、現時点で安定した利益基盤は確立していない。成長の鍵は武田薬品など大手製薬との共同創薬研究の拡大にあり、新規共同創薬研究契約の獲得数やマイルストーン収益を経営指標として掲げる。中期的にはパイプライン事業を併走するハイブリッド型への移行を計画する。
医薬品の研究開発は長期かつ多額の投資を要し、有用な薬効を確認できない場合など成功確率が相対的に低い点が前提となる。同社はプラットフォーム型のため研究の進捗が提携先の方針に左右されやすく、リード化合物最適化までの創薬研究プロセスを完遂した実績がない点も挙げられる。共同創薬研究契約が解除・中断された場合や同業他社との競合激化、社歴の浅さなどが、事業や財政状態、経営成績に影響を及ぼす可能性がある。
らぼ評価(5軸の根拠)
申込スケジュール
業績・財務ハイライト
(過去4期)
(改善)
公募価格・初値の推移
幹事団・配分シェア
株主構成
資金使途
ピア比較
過去類似IPO
セクター別IPOパフォーマンス
会社プロフィール
| 代表者 | 代表取締役社長 中村 慎吾 |
|---|---|
| 本社所在地 | 東京都品川区西五反田一丁目11番1号 |
| 従業員数 | 15名 |
| 設立 | 2016年11月 |
| 決算月 | 12月期 |