事業概要
1. 事業内容
ZenmuTechは2014年に設立され、自社開発の秘密分散技術「ZENMU-AONT」を核に情報セキュリティ事業の単一セグメントを展開する。主力は情報漏洩対策ソリューション「ZENMU Virtual Drive」で、データを無意味化して複数の分散片に変換し、暗号鍵やパスワードに依存せず保護する点が特徴である。提供形態はPC端末ごとのライセンスで、一括販売のフロー型と保守を伴うサブスクリプション等のストック型があり、販売は主に代理店経由である。OEM向けの「ZENMU Engine」や産総研連携の秘密計算「QueryAhead」も育成し、OEM含め約10万人が利用する。
2. 事業の特徴・強み
(1) 鍵に依存しない秘密分散 暗号鍵やパスワードを用いず、データを無意味な分散片に変換して保護するため、鍵の詐取による漏洩リスクを抑えられる独自方式を備える。 (2) 低コストと高速処理 最小32バイトの分散片でネットワーク負荷が小さく、VDIと比べ導入・運用コストを抑えつつ安定したパフォーマンスを維持できる点を強みとする。 (3) 技術の横展開余地 ドローンや監視カメラ向けOEM、産総研と連携した秘密計算など、秘密分散技術を起点に適用領域を広げる素地を持つ。
3. 業績推移と成長要因
売上高は2021年12月期209百万円、2022年12月期232百万円から2023年12月期は441百万円へと前期比約90%増と大きく伸長した。利益面でも2022年12月期の純損失115百万円から2023年12月期は営業利益47百万円・純利益73百万円へと黒字転換を果たし、債務超過も解消した。成長の主因は主力「ZENMU Virtual Drive」を中心とする秘密分散ビジネスの拡大で、ライセンス1,000件以上の大規模案件を代理店協業で獲得した点が寄与する。OEMや秘密計算の事業化を次の伸びしろと位置づける。
4. リスクと投資家視点の注視ポイント
事業は情報セキュリティの単一セグメントで、主力「ZENMU Virtual Drive」を含む秘密分散ビジネスへの依存度が2023年12月期で85%と高く、市場環境や競合の動き次第で業績が左右されやすい。技術革新への対応や研究開発活動には不確実性が伴い、投じた開発費の回収が想定どおり進まない可能性がある。販売を代理店に依存するためエンドユーザー情報の把握に遅れが生じる余地もある。財務面では繰越欠損金や有利子負債が残る点にも留意したい。
らぼ評価(5軸の根拠)
申込スケジュール
業績・財務ハイライト
| 決算期 | 2019-12 | 2020-12 | 2021-12 | 2022-12 | 2023-12 |
|---|---|---|---|---|---|
| 売上高(百万円) | 135 | 91 | 209 | 232 | 441 |
| 営業利益(百万円) | — | — | — | -124 | 47 |
| 純利益(百万円) | -115 | -121 | -50 | -115 | 73 |
公募価格・初値の推移
幹事団・配分シェア
株主構成
資金使途(IPOで調達する資金の使い道)
ピア比較
過去類似IPO
セクター別の最近のIPOパフォーマンス
会社プロフィール
| 代表者 | 代表取締役社長CEO 田口 善一 |
|---|---|
| 本社所在地 | 東京都中央区銀座八丁目17番5号 |
| 従業員数 | 35名 |
| 設立 | 2014年3月 |
| 決算月 | 12月期 |
ZenmuTech
事業概要
ZenmuTechは2014年に設立され、自社開発の秘密分散技術「ZENMU-AONT」を核に情報セキュリティ事業の単一セグメントを展開する。主力は情報漏洩対策ソリューション「ZENMU Virtual Drive」で、データを無意味化して複数の分散片に変換し、暗号鍵やパスワードに依存せず保護する点が特徴である。提供形態はPC端末ごとのライセンスで、一括販売のフロー型と保守を伴うサブスクリプション等のストック型があり、販売は主に代理店経由である。OEM向けの「ZENMU Engine」や産総研連携の秘密計算「QueryAhead」も育成し、OEM含め約10万人が利用する。
(1) 鍵に依存しない秘密分散 暗号鍵やパスワードを用いず、データを無意味な分散片に変換して保護するため、鍵の詐取による漏洩リスクを抑えられる独自方式を備える。 (2) 低コストと高速処理 最小32バイトの分散片でネットワーク負荷が小さく、VDIと比べ導入・運用コストを抑えつつ安定したパフォーマンスを維持できる点を強みとする。 (3) 技術の横展開余地 ドローンや監視カメラ向けOEM、産総研と連携した秘密計算など、秘密分散技術を起点に適用領域を広げる素地を持つ。
売上高は2021年12月期209百万円、2022年12月期232百万円から2023年12月期は441百万円へと前期比約90%増と大きく伸長した。利益面でも2022年12月期の純損失115百万円から2023年12月期は営業利益47百万円・純利益73百万円へと黒字転換を果たし、債務超過も解消した。成長の主因は主力「ZENMU Virtual Drive」を中心とする秘密分散ビジネスの拡大で、ライセンス1,000件以上の大規模案件を代理店協業で獲得した点が寄与する。OEMや秘密計算の事業化を次の伸びしろと位置づける。
事業は情報セキュリティの単一セグメントで、主力「ZENMU Virtual Drive」を含む秘密分散ビジネスへの依存度が2023年12月期で85%と高く、市場環境や競合の動き次第で業績が左右されやすい。技術革新への対応や研究開発活動には不確実性が伴い、投じた開発費の回収が想定どおり進まない可能性がある。販売を代理店に依存するためエンドユーザー情報の把握に遅れが生じる余地もある。財務面では繰越欠損金や有利子負債が残る点にも留意したい。
らぼ評価(5軸の根拠)
申込スケジュール
業績・財務ハイライト
(過去4期)
(改善)
公募価格・初値の推移
幹事団・配分シェア
株主構成
資金使途
ピア比較
過去類似IPO
セクター別IPOパフォーマンス
会社プロフィール
| 代表者 | 代表取締役社長CEO 田口 善一 |
|---|---|
| 本社所在地 | 東京都中央区銀座八丁目17番5号 |
| 従業員数 | 35名 |
| 設立 | 2014年3月 |
| 決算月 | 12月期 |